2009年10月21日水曜日

番外編:三波川・御荷鉾の変成岩(2)

これは、同じく道の駅「おにし」内の体験館に展示してある「点紋紅簾石片岩」。展示解説には「小藤教授が初めて報告した世界でも少ない貴重な石」とある。
写真の下半分は比較的明瞭に写せたようだ。点紋片岩は確か曹長石の斑状変晶だと橋本光男さんの「日本の変成岩」で読んだ記憶が在る。と言う事はこの白い部分が全て「曹長石」なのだろうか?もう一度、「日本の変成岩」を図書館から借り出さねばならない。この本は千葉県内の図書館の7箇所に所蔵されているので、借り出しが比較的楽で助かる書籍。
全くのアマチュアで、顕微鏡などの文明の利器を持たない自分にはこのような断面研磨標本は実に嬉しい。なんとなく構造が判った気になるので却って良くないのかも知れないが、これに偏光顕微鏡写真でも添付してあれば大喝采なのだが・・・
「日本の変成岩」にはモノクロの顕微鏡写真が有った様に思うので見てみよう。

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