2009年10月26日月曜日

群馬県神流町万場高校附近(7)

さて、これは一体何だと思われますか?
場所は生利大橋のひとつ上流側の橋に近い左岸。10円硬貨のスケールを置いた部分は熱変成を受けた石灰岩の様な雰囲気。黒いのは頁岩か玄武岩か?石灰岩の様な白い岩が大きくて手の出しようが有りませんでした。ひょっとしたら、この附近の緑色岩化した枕状溶岩にも時々観察出来る急冷を受けたガラス質の部分かもしれない。貫入した端っこで、周囲の石にはハッキリした熱変成を与えきれていないのかも知れない?
只、対岸の大きな緑色岩化した大きな転石の枕状溶岩とは余りにも変質の程度が違いすぎるのが気に成りました。ここより上流に、頁岩層の露頭があるか?或いは緑色岩化していない玄武岩系の露頭があるか?
と言う訳で、実は判断に全く自信の無いけれど興味ある画像。熱変成を受けた石灰岩(?)にしても、再結晶しているにしてはなんだか化石の様なものも見える。但し、熱変成を受けた石灰岩は北九州の平尾台や秋吉台で見た記憶は在ると言う程度、秋吉台のものは大理石らしく美しい再結晶化が進んでいて岩相が全く異なる。何れにせよ、上流を探せ!と言う事か?

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