2009年10月28日水曜日

群馬県神流町万場高校附近(9)

これは万場高校から更に上流に行った道の駅「万葉の里」の駐車場から神流川の河床を見下ろした時に見たかなり大きな岩塊。恐らく左側は玄武岩、右側は石灰岩だろうと思う。玄武岩側の木の繁みの右手に、見様によっては枕状溶岩と思えない事もない形状も見える。かなり大きな岩体で、河床に下る道が無いか探したが見付からず諦めた。場所は
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=360633&l=1385352
上流から流れて着たというよりも(それらしい崩壊地形が見当たらないのだが)これだけ大きいとこの崖の上から崩れ落ちたのではないかと想像する。
この上流の小平地区にも枕状溶岩が分布している事は、譲原地すべり資料館の展示からも明らか。この資料館にはボーリングコアや周辺地山の試料が豊富に展示してあるので、立ち寄られる事をお勧めする。
http://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/siryoukan/index.htm
企画をしながら伸び伸びになって居る場所で、この万場側からは行き難そうだが、甘楽町と下仁田町の境にある「稲含山」の隣にある「黒内山」には枕状溶岩や蛇紋岩の露頭があるとの事。この附近は実に興味深い場所だ。黒内山は2.5万地形図には名称が記載されていない。場所は
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=361042&l=1384952
今日は何故かwebsite へのリンクが効かない。お手数だがペーストしてご覧下さい。

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