2011年4月3日日曜日

東北太平洋沖地震:9;原発汚染水の漏洩

自分の興味を引かれる地震関連の記事を記載していたら,何時の間にか本来の枕状溶岩の露頭に関する記事よりも、地震関連記事のヒット数が増えている。喜ぶべきか!がっかりする場面か!
福島原発で,高濃度に放射能に汚染された水が海に流れ出して居ると言う。今日は高分子吸水性樹脂を投入したらしいが結局効果は無かった様だ。漏水箇所が亀裂では無くて「孔」が開いている雰囲気なのが不思議なのだが・・・(110404追記:亀裂との事だが周囲からの漏水が見えないのが不思議。或いは初めから施工していたピットの排水孔ではないのか?ならば3B?他のケーブルピットに繋がっていれば1箇所を塞いでも他からの「排水」は止まらない。)。画像にスケールが無いので確かな事は言えないけれど,画像を見る限りは少なくとも100-200L/min程度の(時間当たり6-12立方メートル程度)の水量だと思われる。孔の径は平均口径で50mm程度だろうか?もっと大きいのだろうか?こんな流速で(0.8-1.6m/s程度?)の場合に,吸水性樹脂で効果が在る筈が無い!一体誰がこんな提案をするのだろうか?と思うと腹が立つ!と言っても後だしジャンケンでしかない。
随分昔の話だが,トンネル発進時に凄まじい水量の漏水が始まって一進一退。薬注で水を止めようとしても,ゲル状の固化材が細い水道(みずみち)から噴出してくるのを観ながら,排水ポンプ能力との戦いでシールド掘削機が水没するか?発進出来るかの瀬戸際で,発進縦坑の垂直の梯子を上がったり(待避),降りたりしていた事がある。
コンクリートを一時に大量に投入しても止水出来ないのは,粘性が無いから水道を止められないからだろうと思う。
ゼネコンはどうしているのだろう。シールド工事で行う裏込材のような水に強く粘性が適度に有り,初期強度が直ぐに上昇する様な材料を投入しなければ,この様な条件での止水は出来ないと思うのだが・・・所詮、ブログの遠吠えに過ぎないか!

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