熔岩と下部層の接触面を拡大して見ました。10円硬貨が無くてやむ終えず500円硬貨をスケールにしました。直径26mmですね。背景によってスケールも変えなければ飛んでしまって判りませんよネ!
熔岩の直下でも焼けたような色合いにはなっていません。尤も、焼けて白くなる事もあるそうです。高原山の赤滝では勿論熔岩の厚みが違いますが、熔岩の下の層が真っ赤になっていてこれが名前の由来だと聞きました。この色合いは、銚子にある古銅輝石安山岩と大体同じ雰囲気です。古銅輝石安山岩も何れご紹介しましょう。
放射状節理も見えませんが、外側の表面を見るとやはり枕状溶岩なのだな!との特徴が顕れているような気がします。
茨城では変成岩では日立附近に二箇所ほど枕状溶岩の露頭がある様ですが未だ訪ねていません。
福島に近い「入遠野の官沢」には放射状節理の発達した枕状溶岩が在り、これはいわきの石炭化石資料館に収蔵されています。残念ながら本来の露頭は河川改修で失われています。バス停近くの畑の山側に露頭がないかと狙っていますが、今の所見付ける事が出来ていません。
2011年7月5日追記:画像をヤヤ大きなものに変えました。
2011年7月5日追記:画像をヤヤ大きなものに変えました。