前の画像のスケールに置いた1円硬貨の部分に近付いてみました。枕と枕の間を隔てているのは沸石か方解石でしょう。夫々が枕状溶岩の個体であれば、硬貨の下側にある緩い円弧上の縞模様は二つの溶岩にまたがって綺麗に連続する事は無い筈です。
勿論、中には何処を切っても桃太郎の顔が出てくる飴の様に、枕状溶岩が自然の力でスライスされる事も有りますが(2009年9月28日の項。埼玉県横瀬町曽沢川二の瀬橋上流等)、これは違うようです。
原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2010年12月11日土曜日
2010年12月10日金曜日
下田市板見漁港(13)海側露頭
2010年12月9日木曜日
下田市板見漁港(12)海側露頭
2010年12月8日水曜日
下田市板見漁港(11)海側露頭
2010年12月7日火曜日
下田市板見漁港(10)海側露頭
2010年12月6日月曜日
下田市板見漁港(9)海側露頭
ピローブレッチャーが積み重なっている図と見えない事も無いかもしれませんが、右側から左側に向うに連れて斜めに上がる全体の構造が見えると思います。黒いフィールドノートの高さで中央から右側を見ていただくと、この部分が一番判り易いのですが、ピローブレッチャが並んでいるのでは無く溶岩の構造が斜めに繋がって居るのが見えます。残念ながらハンマーで叩いていませんので岩質が「溶岩」なのか「凝灰質砂岩」なのかイマイチハッキリしないのですが、何れにせよ偽でも真でもなく「枕状溶岩」を構成している様な急冷縁も無く、ひび割れの部分で構造がブツッと断ち切られて隣に繋がっています。
二枚目の画像はその部分をトリミングしたものです。
尚、私のもう一つの地質系画像主体のブログである「岩石と土の表情」をご覧頂くと、この板見漁港の三穂ヶ崎地区の不思議な侵食模様をご覧頂けます。風雨や波の力を受けて現れる岩石表面がと枕状溶岩の表面が見せる表情とを理解するには面白い露頭画像だと思っております。ご覧頂ければ幸いです。
二枚目の画像はその部分をトリミングしたものです。
尚、私のもう一つの地質系画像主体のブログである「岩石と土の表情」をご覧頂くと、この板見漁港の三穂ヶ崎地区の不思議な侵食模様をご覧頂けます。風雨や波の力を受けて現れる岩石表面がと枕状溶岩の表面が見せる表情とを理解するには面白い露頭画像だと思っております。ご覧頂ければ幸いです。
2010年12月5日日曜日
下田市板見漁港(8)海側露頭
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