現在は採石場跡地に老人介護施設が建設されており、露頭が見られた崖はコンクリートの吹付で確認出来ない。裏側の電波塔付近や血洗川に続く小さな痩せ沢付近も探してみたがタマネギ状風化をなす砂岩らしいものしか見つからない。
出典は、地質学雑誌第87巻 12号: 神奈川県大磯丘陵で発見された枕状溶岩。837頁:第1図;枕状溶岩露頭位置。838頁:第2図;大磯丘陵東部の地質図 第3図;枕状溶岩露頭(Loc.1)等が記載されている。場所は http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351925&l=1391810
尚、血洗川の注ぐ大磯の海岸には枕状溶岩を構成していたと思われる緑色岩礫が多く分布する。
下の画像は血洗い海岸で撮影したものだが、肝心な緑色岩が写っていない、変だな?と思ったのだが、それはポケットに入れて居た事を思い出した。写って無くて残念。