中央部に此処から分岐したのか、気泡が飛び出したかと言った雰囲気の形状が見えます。その左斜め下付近に10円銅貨のスケールが在ります。この部分を拡大したのが下記の画像です。石灰岩が張り付いている様子も見えます。
原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2011年11月4日金曜日
2011年11月3日木曜日
露頭情報:No_653-5;桐生市黒保根町水沼
2011年11月2日水曜日
露頭情報:No_653-4;桐生市黒保根町水沼
2011年11月1日火曜日
露頭情報:No_653-3;桐生市黒保根町水沼
枕状溶岩の断面の一部を拡大してみました。表面がかなりつやつやとしています。多少、珪化している様に思えますが、詳細は薄片を作ってからご報告したいと考えます。桐生市内の吾妻山のトンビ岩や、村松沢で見られる枕状溶岩等に比べると遥かに硬い気がします。(トンビ岩からサンプルを採集した訳ではありません。ハンマーで軽く叩いてみての感触です)こんなに断面の表面が輝いているのは、やはり珪化だと思うのですが・・・
尚、この枕状溶岩には石灰岩が挟み込まれています。(酸で確認しました)石灰岩の産状が興味深いので、明日はその画像もご案内しましょう。
従来、毎月1日の項目に、ブログのインデックスを置いていましたが、露頭情報・露頭画像を地域別に分類し、画面下部にスクロールする事によりラベルをチェック出来る様に改めましたので参照頂ければ幸いです
尚、この枕状溶岩には石灰岩が挟み込まれています。(酸で確認しました)石灰岩の産状が興味深いので、明日はその画像もご案内しましょう。
従来、毎月1日の項目に、ブログのインデックスを置いていましたが、露頭情報・露頭画像を地域別に分類し、画面下部にスクロールする事によりラベルをチェック出来る様に改めましたので参照頂ければ幸いです
2011年10月31日月曜日
露頭情報:No_653-2;桐生市黒保根町水沼
露頭情報の整理番号を間違えていましたので訂正しました。
転石であるが故に、この様に枕状溶岩の下側から形状を観察する事が出来る事もあります。勿論、堆積して来た溶岩の流れ方向などは勿論判りませんが、この様な形状を見ておけば崖の露頭を見た時に反転しているとか、横倒しになっているとか判断する目を養う事が出来ます。
渡良瀬川の水沼の上流で小黒川の分岐点付近から下流の本宿付近までは両岸に緑色岩:ジュラ紀;足尾帯の堆積岩コンプレックス中の玄武岩及び火山性砕屑物(1/50,000 宇都宮地質図 1991)が分布している様なので、他にも露頭が沢山あるのではないかと思われます。尚、この荒神山中腹のかなり高い位置に泥流堆積物も分布している様ですね。(記号“T”)これも赤城や皇海・庚申山との関連を考える上で興味深い観察対象と思えます。この転石露頭の付近の1/25,000 地形図をよく見ると荒神山の登山道を横切る細い(形状的に淡い)谷筋が見えます。この線上の何処か(左岸側の県道よりは高い位置に)に露頭が在るのでしょう。遠望した状況では樹林に阻まれて露頭は見えません。
転石であるが故に、この様に枕状溶岩の下側から形状を観察する事が出来る事もあります。勿論、堆積して来た溶岩の流れ方向などは勿論判りませんが、この様な形状を見ておけば崖の露頭を見た時に反転しているとか、横倒しになっているとか判断する目を養う事が出来ます。
渡良瀬川の水沼の上流で小黒川の分岐点付近から下流の本宿付近までは両岸に緑色岩:ジュラ紀;足尾帯の堆積岩コンプレックス中の玄武岩及び火山性砕屑物(1/50,000 宇都宮地質図 1991)が分布している様なので、他にも露頭が沢山あるのではないかと思われます。尚、この荒神山中腹のかなり高い位置に泥流堆積物も分布している様ですね。(記号“T”)これも赤城や皇海・庚申山との関連を考える上で興味深い観察対象と思えます。この転石露頭の付近の1/25,000 地形図をよく見ると荒神山の登山道を横切る細い(形状的に淡い)谷筋が見えます。この線上の何処か(左岸側の県道よりは高い位置に)に露頭が在るのでしょう。遠望した状況では樹林に阻まれて露頭は見えません。
2011年10月30日日曜日
露頭情報:No_653;桐生市黒保根町水沼
29日と30日の二日間に千葉県立中央博物館の県外岩石観察会 5 「足尾銅山と周辺の岩石」に参加させて頂き、2日間に亘って渡良瀬川水系の様々な地質を観察する機会があり、観察の第一ポイントがこの露頭でした。近くまでは良く行っていたのですが、少々入り難い場所なので入っていない場所でした。枕状溶岩の巨大な転石が渡良瀬川左岸の特定の場所にゴロゴロしていますので、この山の上の方に露頭が在るものと思われますが、露頭そのものを確認出来た訳ではありません。山に登る道は現在通行禁止なのです。数枚の画像をご案内したいと思います。
今日の画像はチョット面白い形状の枕状溶岩です。垂れ下がった溶岩がお判りですね!大きな気泡の傍に10円銅貨を置いています。
露頭情報の整理番号を間違えていましたので訂正しました。
今日の画像はチョット面白い形状の枕状溶岩です。垂れ下がった溶岩がお判りですね!大きな気泡の傍に10円銅貨を置いています。
露頭情報の整理番号を間違えていましたので訂正しました。
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