中央部に此処から分岐したのか、気泡が飛び出したかと言った雰囲気の形状が見えます。その左斜め下付近に10円銅貨のスケールが在ります。この部分を拡大したのが下記の画像です。石灰岩が張り付いている様子も見えます。
原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
枕状溶岩の断面の一部を拡大してみました。表面がかなりつやつやとしています。多少、珪化している様に思えますが、詳細は薄片を作ってからご報告したいと考えます。桐生市内の吾妻山のトンビ岩や、村松沢で見られる枕状溶岩等に比べると遥かに硬い気がします。(トンビ岩からサンプルを採集した訳ではありません。ハンマーで軽く叩いてみての感触です)こんなに断面の表面が輝いているのは、やはり珪化だと思うのですが・・・
露頭情報の整理番号を間違えていましたので訂正しました。
29日と30日の二日間に千葉県立中央博物館の県外岩石観察会 5 「足尾銅山と周辺の岩石」に参加させて頂き、2日間に亘って渡良瀬川水系の様々な地質を観察する機会があり、観察の第一ポイントがこの露頭でした。近くまでは良く行っていたのですが、少々入り難い場所なので入っていない場所でした。枕状溶岩の巨大な転石が渡良瀬川左岸の特定の場所にゴロゴロしていますので、この山の上の方に露頭が在るものと思われますが、露頭そのものを確認出来た訳ではありません。山に登る道は現在通行禁止なのです。数枚の画像をご案内したいと思います。