2012年1月25日水曜日

露頭情報:No.454;高知市鏡 鏡川水系鏡ダム北


出典は、露頭情報No.451と同じく「伊野地域の地質」40頁からの「第9章 ジュラ紀付加コンプレックス(秩父累帯北帯)」を参照。9.3土佐山ユニット(42頁~ )に所属する。 42頁の露頭付近のルートマップが余りに狭い範囲なので位置を特定出来ない。 43頁:第9.3図;土佐山ユニットの主な岩相,(c)枕状溶岩(高知市鏡ダム北方)」。露頭位置の詳細は不明だが一応この付近にポイントを置く。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=333634&l=1332830
ルートマップに高知市鏡白岩西方尾根の上とあるので、或いはこの付近かも知れない。ルートマップに方位も無いので判り難い!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=133.45330555474&latitude=33.615633225794

露頭情報:No.451;吾川郡いの町槙 土居の谷


出典は地質図「伊野地域の地質」。この40頁からの「第9章 ジュラ紀付加コンプレックス(秩父累帯北帯)」中に記載が在る。
48頁から始まる「9.6勝賀瀬ユニット,49頁:ルートマップ,」が記載されている。50頁には「玄武岩は暗緑色ないし暗赤褐色を示し、枕状構造を有する玄武岩溶岩、火山砕屑岩及び凝灰角礫岩有」
林道の雰囲気からこの場所だろうか?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=333355&l=1332554

露頭情報:No.453;海草郡紀美町(旧 美里町)高城 高城谷


出典は地質図「粉河地域の地質」この18頁から「3.5.美里ユニット(三波川結晶片岩),20頁:第3.9図;美里ユニットの柱状図,21頁:第3.10図美里ユニットの岩相,E:枕状溶岩の構造を示す苦鉄質片岩.美里町高城谷,23頁:美里ユニット泥質片岩中の白雲母のK-Ar年代:72.1-80.0Ma」等の記載が在る。
20頁には「美里町高城谷では枕状溶岩の産状を呈する玄武岩溶岩や長径30cm以下の溶岩片を含む火山性角礫岩も認められる。」とある。
下図は21頁の第3.10図E「枕状溶岩の構造を示す苦鉄質片岩。横幅約80cm。美里町高城谷」

露頭情報:No.452;野郡天川村不動滝


出典は、地質図「山上ヶ岳地域の地質」。この32頁以降の「Ⅳ.4. 天川亜層群」の中の「Ⅳ.4.1.山西累層」について「37頁;天川亜層群の岩石記載,91頁 付図 A-15 No.76 地点,40頁;第6表 天川亜層群の緑色岩類の化学組成」等がある。
34頁の第17図は「天川亜層群九尾累層の玄武岩質枕状溶岩(上北山村ナメゴ谷)」が掲出されているが、ナメゴ谷を確認出来ない。
地点76は道路と反対側右岸であり露頭にアクセスできるか?疑問!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=341215&l=1354639

2012年1月22日日曜日

露頭情報:No.449;八戸市(旧 南郷村)島森地区 新井田川流域左岸


出典は岩石鉱物科学,第30巻1-16頁に掲載の「北部北上帯,島守層に産する海洋島ソレアイト起源緑色岩の岩石学(2001)」
この3頁に「第1図:ルートマップ」,4頁「第2図:露頭写真」,6頁 「表1 全岩化学組成」等が記載されている。P-MORB;海洋島型ソレアイト玄武岩に類似しているとの事。
Ⅲ.緑色岩の産状と記載の項目には「玄武岩は枕状溶岩・塊状溶岩・岩脈として産する。枕状溶岩は調査地域北部の新井田川沿いの露頭,および南部の採石場の露頭に見られる。
新井田川沿いの露頭は露出が悪く連続的に観察出来ないため,他の玄武岩との層位学的な相互関係は不明である。
採石場の露頭では、枕状溶岩に無斑晶質の玄武岩岩脈が貫入するのが見られ、枕状溶岩は,露頭表面ではその西側には断層を挟んでドレライトが見られる。枕状溶岩は、露頭表面では灰緑色を呈し、その新鮮な断面は暗灰色である。長さ約40-50cm,直径約20-30cm程度のぴろーローブが露頭の東側から西側に向けて累重する構造が観察出来る。この枕状構造の配列は,西側が層序学的に上位に相当する事を示している。」と記載されている。下図は4頁に掲載の図2.