小浜集落を通り過ぎて道沿いの喫茶店から北側を眺めた小浜の枕状溶岩露頭。
データベースNo_018.
この崖と防波堤に繋がる二つの大岩が枕状溶岩から出来ている。露頭に近付いて観察出来たのは2006年6月。偶々虚空蔵附近で乗車したタクシーの運転手のお陰で露頭に近付けた。詳細は記憶に無いが、浜から上の段の一番崖沿いに細い道があったような気がするが記憶に乏しい。青い屋根の建物には番犬がいて煩く吼えていたような気がする。潮が引いていればこの崖の前面を少し回り込んで奥の露頭を望む場所にいく事が出来る。何れにせよ私有地の関係があり観察には適さない。焼津の虚空蔵山の方が観察には適していると思う。
参考文献は入手が難しいが、「静岡地学 2004年 第89号 中部支部巡検会の報告 大崩の枕状溶岩 33-35頁」
枕状溶岩の画像ブログをご覧頂き有難う御座います。今日現在645箇所の枕状溶岩の露頭情報を持ちますが未だたった10%程度しか実際の露頭には近づけていません。健康で生きていける期間はこの「無償」のブログサイトで画像収容限界の1000MBに達するまで、毎日毎日1枚の画像をUPしていく積りです。明日からの「来年」も宜しくお付き合い下さい。
原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2010年12月31日金曜日
2010年12月30日木曜日
2010年12月29日水曜日
2010年12月28日火曜日
焼津市小浜竹の子岩(3)
2010年12月27日月曜日
焼津市小浜竹の子岩(2)
竹の子岩を虚空蔵山の山頂から眺めた風景。防波堤の手前にチョコンと出ているのが「竹の子岩」。防波堤が在る部分は小浜の集落で以前「海洋牧場」と言うレストランが在った場所。
この小浜の集落の画面の奥の方、防波堤が陸地に繋がって見える辺りにも枕状溶岩が分布していてこれも見る価値は在るのだが、いかんせん駐車スペースが無い。海岸に下った場所は個人の所有地とかで時折トラブルがあるらしい。車で行くのは駐車の問題が有り難しい。タクシーの運転手さんがたまたま何度か此処の岩を見に来たお客さんを案内したとかで、枕状溶岩への抜け道を教えて頂いて観察する事が出来た。その運転手さんも用宗の海上橋の露頭の場所はご存じ無かった。
この小浜の集落の画面の奥の方、防波堤が陸地に繋がって見える辺りにも枕状溶岩が分布していてこれも見る価値は在るのだが、いかんせん駐車スペースが無い。海岸に下った場所は個人の所有地とかで時折トラブルがあるらしい。車で行くのは駐車の問題が有り難しい。タクシーの運転手さんがたまたま何度か此処の岩を見に来たお客さんを案内したとかで、枕状溶岩への抜け道を教えて頂いて観察する事が出来た。その運転手さんも用宗の海上橋の露頭の場所はご存じ無かった。
2010年12月26日日曜日
焼津市小浜竹の子岩(1)
枕状溶岩DB_No_285.
静岡市駿河区用宗の大崩海岸の海上橋から少し焼津方面に向った県道沿いにレストラン(喫茶店?)が在った。場所は確かこの附近。(ウオッちず に貼り付けて検索して下さい)http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=345332&l=1382038
確か「夜明け」と言った様な気がするがネットで探し出せない。「日の出」は閉店したとある。この店の直ぐ下の枝道沿いにもレストランがあるがそちらは入った事が無い。その駐車場から見える海に突き出た大岩が、「竹の子岩」。残念ながら嫌な場所に木がありこの竹の子岩への眺望を遮る。
風景の中の遠くの高い崖の部分が焼津市の虚空蔵山。ここの枕状溶岩は美しい。画像が多すぎて整理出来なくて何時になったら整理してご案内出来る事やら!!
静岡市駿河区用宗の大崩海岸の海上橋から少し焼津方面に向った県道沿いにレストラン(喫茶店?)が在った。場所は確かこの附近。(ウオッちず に貼り付けて検索して下さい)http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=345332&l=1382038
確か「夜明け」と言った様な気がするがネットで探し出せない。「日の出」は閉店したとある。この店の直ぐ下の枝道沿いにもレストランがあるがそちらは入った事が無い。その駐車場から見える海に突き出た大岩が、「竹の子岩」。残念ながら嫌な場所に木がありこの竹の子岩への眺望を遮る。
風景の中の遠くの高い崖の部分が焼津市の虚空蔵山。ここの枕状溶岩は美しい。画像が多すぎて整理出来なくて何時になったら整理してご案内出来る事やら!!
2010年12月25日土曜日
下田市板見漁港(28)崖側露頭
崖側露頭の2枚目の画像の下の方に見えている凝灰岩質砂層の中の一部分です。シャッターを切った時は、斜交層理の一部分が一部分取り残されたのだろうと思っていたのですが、良く見ると違うようです。淡青色に着色されている中央部に少し粗い礫層が見られます。その礫層が淡青色の着色部の右側の外の部分まで自然に繋がっています。着色部が周辺部よりやや侵食に強い程度には硬いのか?少し浮き上がって居る様に見えます。
どうやら中心部の少し粗い粒子の部分の透水性が高く淡青色の成分を持った地下水が流れてこの様な模様を作ったのでしょう(と教えて頂きました)。
眼の形の様な紡錘形の低い方が色合いが濃くなって居る事。傍の割れ目の附近にもやはり濃い目の部分が有るのがその推定理由です。そう言えば近くの三穂ヶ崎で観察出来る「蜂の巣状風化」の低い部分も同じ様な色合いに染まっています。
ここ板見漁港の参照した文献に記された露頭は素人には判断に困る露頭でしたが、どう見ても「枕状溶岩」でも「偽枕状溶岩」でも無い様に思えてなりません。もう一度(20)でご覧頂いた崖の部分を抽出してみても、画面右手からぐずぐずと崩れ落ちてきた溶岩と思えてなりません。次回もう一度此処を観察する機会が在れば是非少しだけハンマーを振るってみたいと思います。でもまだ600箇所近く歩いてみたい露頭が在るのでどうなる事やら?
2010年12月24日金曜日
下田市板見漁港(27)崖側露頭
2010年12月23日木曜日
下田市板見漁港(26)崖側露頭
2010年12月22日水曜日
2010年12月21日火曜日
下田市板見漁港(24)崖側露頭
2010年12月20日月曜日
下田市板見漁港(23)崖側露頭
2010年12月19日日曜日
下田市板見漁港(22)崖側露頭
崖側の最初の画像の右に少し写っていた防波堤の上辺りからその画像の右側を撮影した画像です。不整合と言って良いのだと思いますが、問題は火山灰・凝灰岩質砂層の上に見える溶岩達です。此処には俵状の枕状溶岩が在る様に思えて上の草原に出たくて何処かに上る道が無いか探しましたが駄目でした。もう一つ、画面右側から斜めに大きなスベリ面が見えますね。その上に礫岩の様な層が重なりその上には凝灰質砂岩層が在ります。その凝灰質砂岩層が左側に行くに連れて消滅しています。これは大きなブロック状岩塊が何処からか滑り降りて来たもので、「東部支部巡検報告」にある「凝灰質砂岩層とブレッチャー」が上の岩塊とは別の時期の、少なくとも10cm以上の凝灰質砂岩が堆積した後の産物ではないか?と思った次第です。
マア、素人の言う事ですから、良く疑ってより正しそうな解釈を見付けて下さい。
マア、素人の言う事ですから、良く疑ってより正しそうな解釈を見付けて下さい。
2010年12月18日土曜日
下田市板見漁港(21)崖側露頭
下部の比較的細粒の部分と、比較的大きなブロックが重なっている部分との境目附近で、間に「静岡地学」91号の「東海支部巡検会報告」の45頁に「図4.板見漁港(Stop4)の凝灰質砂岩層とブレッチャー、凝灰質砂岩層には、スコリア質の粒子が多い」と書かれた部分が挟まっています。と書かれているのはこの部分の事を示しているのだと思います。
二つの地学系素人画像的ブログに掲載した画像が788枚、283MBに達しました。このペースなら後2年は広告も無しで小生の経済的負担の無い無料のママ充分やっていけそうです。画像は古いものを覗いて1280x800サイズを出来るだけ守る様に選択編集しています。DLは御自由にどうぞ!
二つの地学系素人画像的ブログに掲載した画像が788枚、283MBに達しました。このペースなら後2年は広告も無しで小生の経済的負担の無い無料のママ充分やっていけそうです。画像は古いものを覗いて1280x800サイズを出来るだけ守る様に選択編集しています。DLは御自由にどうぞ!
2010年12月17日金曜日
下田市板見漁港(20)崖側露頭
崖側露頭のほぼ全景です。海側露頭の確か一番高い場所に立って撮影したものです。少し崖に近付き過ぎたので見え難い部分も在るので、もう一枚似た様な画像ですがやや堤防よりの位置から撮影した画像も見て頂きましょう。
この画像では下部の成層した部分の構造が前の画像と違って良く判って頂けると思います。下部はかなり成層した静かな堆積層の雰囲気が在りますが、この中にも随分と不思議な構造が含まれています。幾つかの小生が気づいた部分については細部の画像で補足します。少なくともこの画像の範囲では枕状溶岩とは言い難い、崖の大部分を占めるのは敢えて言えば「擬似枕状溶岩」の岩相としたい雰囲気です。しかし、別の角度から見たものの中には、特に上部には枕状溶岩が在る様な雰囲気があります。放射状節理に見える部分も有り、下部の比較的平らな成層部分の上は土石流のような堆積で、不整合なのではないでしょうか?枕状溶岩を含むまだ固結していなかった溶岩流がずるずる滑ってきたのかな?と私は勝手な想像を巡らしています。
この画像では下部の成層した部分の構造が前の画像と違って良く判って頂けると思います。下部はかなり成層した静かな堆積層の雰囲気が在りますが、この中にも随分と不思議な構造が含まれています。幾つかの小生が気づいた部分については細部の画像で補足します。少なくともこの画像の範囲では枕状溶岩とは言い難い、崖の大部分を占めるのは敢えて言えば「擬似枕状溶岩」の岩相としたい雰囲気です。しかし、別の角度から見たものの中には、特に上部には枕状溶岩が在る様な雰囲気があります。放射状節理に見える部分も有り、下部の比較的平らな成層部分の上は土石流のような堆積で、不整合なのではないでしょうか?枕状溶岩を含むまだ固結していなかった溶岩流がずるずる滑ってきたのかな?と私は勝手な想像を巡らしています。
2010年12月16日木曜日
下田市板見漁港(19)海側露頭
緑泥石らしきものは見て頂きましたが、それに比べると此方は緑ではなく明るい青色です。どちらかと言うと銅の酸化物である「緑青」(水酸化炭酸銅)の様にも見えますが、もっと明るい青「明青色」と言えそうです。
明日からは「崖側」露頭の画像をご案内します。
以前、これと良く似たものを、国立科学博物館のつくば実験植物園の入口(浜松産の球状橄欖岩の傍です)にある岩石で観た事があり、どんな鉱物なのか?問合せをしたら「何故其処にあるのか判らない!」から「どんな岩石・鉱物か判らない」と言った雰囲気の回答が在りました。次に実験植物園に見学に行った時にもう一度キチント写真を撮ろうと思ったら、モルタルか何かでその明青色の物質が覆われており、およそ「国立科学博物館」らしからぬ対応にがっかりした事があります。
明日からは「崖側」露頭の画像をご案内します。
以前、これと良く似たものを、国立科学博物館のつくば実験植物園の入口(浜松産の球状橄欖岩の傍です)にある岩石で観た事があり、どんな鉱物なのか?問合せをしたら「何故其処にあるのか判らない!」から「どんな岩石・鉱物か判らない」と言った雰囲気の回答が在りました。次に実験植物園に見学に行った時にもう一度キチント写真を撮ろうと思ったら、モルタルか何かでその明青色の物質が覆われており、およそ「国立科学博物館」らしからぬ対応にがっかりした事があります。
2010年12月15日水曜日
下田市板見漁港(18)海側露頭
2010年12月14日火曜日
下田市板見漁港(17)海側露頭
2010年12月13日月曜日
下田市板見漁港(16)海側露頭
2010年12月12日日曜日
下田市板見漁港(15)海側露頭
これも枕状溶岩の長手方向断面と言っても通りそうな画像ですが、「岩体」と「岩体」の間に在るものは(14)で示したものと同様な沸石か方解石膜の様です。この部分は実に微妙なカーブを描いていますが、少なくともこの画像からは水冷時の急冷縁は見えません。光っているのはスケール代わりの1円硬貨です。周辺の岩石の風化面・浸食面は一様ではありません。
表面が潮風で風化してくると実にその構造を読み難いものですね。所々で10mm以下の小さな豆の様にポコンと表面から飛び出しているものは一体何だろうかと他の画像を探してみましたが、残念ながらその辺を詳細に撮影した画像は見付かりませんでした。前の画像と同じ様な気泡を埋めたメノウなのかもしれません。機会が在ったら取り出してみたいと思っています。
表面が潮風で風化してくると実にその構造を読み難いものですね。所々で10mm以下の小さな豆の様にポコンと表面から飛び出しているものは一体何だろうかと他の画像を探してみましたが、残念ながらその辺を詳細に撮影した画像は見付かりませんでした。前の画像と同じ様な気泡を埋めたメノウなのかもしれません。機会が在ったら取り出してみたいと思っています。
2010年12月11日土曜日
下田市板見漁港(14)海側露頭
2010年12月10日金曜日
下田市板見漁港(13)海側露頭
2010年12月9日木曜日
下田市板見漁港(12)海側露頭
2010年12月8日水曜日
下田市板見漁港(11)海側露頭
2010年12月7日火曜日
下田市板見漁港(10)海側露頭
2010年12月6日月曜日
下田市板見漁港(9)海側露頭
ピローブレッチャーが積み重なっている図と見えない事も無いかもしれませんが、右側から左側に向うに連れて斜めに上がる全体の構造が見えると思います。黒いフィールドノートの高さで中央から右側を見ていただくと、この部分が一番判り易いのですが、ピローブレッチャが並んでいるのでは無く溶岩の構造が斜めに繋がって居るのが見えます。残念ながらハンマーで叩いていませんので岩質が「溶岩」なのか「凝灰質砂岩」なのかイマイチハッキリしないのですが、何れにせよ偽でも真でもなく「枕状溶岩」を構成している様な急冷縁も無く、ひび割れの部分で構造がブツッと断ち切られて隣に繋がっています。
二枚目の画像はその部分をトリミングしたものです。
尚、私のもう一つの地質系画像主体のブログである「岩石と土の表情」をご覧頂くと、この板見漁港の三穂ヶ崎地区の不思議な侵食模様をご覧頂けます。風雨や波の力を受けて現れる岩石表面がと枕状溶岩の表面が見せる表情とを理解するには面白い露頭画像だと思っております。ご覧頂ければ幸いです。
二枚目の画像はその部分をトリミングしたものです。
尚、私のもう一つの地質系画像主体のブログである「岩石と土の表情」をご覧頂くと、この板見漁港の三穂ヶ崎地区の不思議な侵食模様をご覧頂けます。風雨や波の力を受けて現れる岩石表面がと枕状溶岩の表面が見せる表情とを理解するには面白い露頭画像だと思っております。ご覧頂ければ幸いです。
2010年12月5日日曜日
下田市板見漁港(8)海側露頭
2010年12月4日土曜日
下田市板見漁港(7)海側露頭
スケールは有りませんが前の画像の主要部分を拡大して撮影したものです。「偽枕状溶岩」の定義が「誰かが騙されたら、誤認したら枕状溶岩と呼ぶ」のか、阿蘇カルデラの本塚・北塚・灰塚に見られる偽枕状溶岩の様に「水中を前進中の粘性の高い溶岩に湾曲した割れ目が入り、これに沿って進入した水で急冷され、分離したものである」と言う定義に限定されるのか?「湾曲した割れ目」がメインなのか?それとも「表面に垂直な柱状節理を生じている」或いは「外形は元の流理構造を明瞭に切っている」のがメインなのか? 論文に掲載された図5と6では周辺に急冷層が認められるので、これだって大きなポイントだろうから、どれか一つだけOK!ではなくて全てが揃っていなければ「偽枕状溶岩」と言えないとしたら、多分これは「偽枕状溶岩」でもない事になりそう。マア、素人の言って居る事なので、判断はこの画像を見る方が御自由になされた方が良い。まだまだ、より詳細な画像は続きます。
2010年12月3日金曜日
下田市板見漁港(6)海側露頭
この部分が地質学雑誌に掲載されている露頭の全体です。松本氏 etal. は白浜層群・原田層に関する記述の中で、51頁の画像の下ですが、「下部安山岩部層は、安山岩~玄武岩溶岩と同質火砕岩および同質砂岩からなり、渡部ら(1952)の板見層に相当する。Fig.7は本層が模式的に発達する板見の海蝕崖のスケッチである。左の小さな壁には扁平なピローがぎっしり累重している。・・・」と書かれています。スケッチにはもう少し右側まで入っていましたので、それ部分の画像も後でご紹介します。確かに小型の枕状溶岩が手前に向って顔を出して居る様に見えますが、その構造を見ると溶岩の向きは画面の左右方向の「傾向」が強い様です。順次細かな部分画像をご案内します。崖上の国道を走っている車が画面に入っていますので、この露頭の位置は確認出来ると思います。
2010年12月2日木曜日
下田市板見漁港(5)
これが、静岡地学や地質学雑誌に書かれている露頭です。左側の崖の部分と、右側の低い暗い茶褐色の部分です。両方は岩層が全く異なります。但し、地質学雑誌では右側の露頭を回り込んだ場所のスケッチと画像が取上げられています。
崖の側は表面が風化で冷却節理が大変読みにくい状態なので、単なる偶然なのか?冷却節理で「偽枕状溶岩」が作られているのか?本物の枕状溶岩なのか?正直に言って判断に苦しみます。右側は、「枕」と「枕」の境界を構造が連続しているので単なる誤解ではないかと思っています。専門家が「地質学雑誌」に掲載された論文の内容を、素人の私が間違っていると申し上げるのも随分僭越な事だと思いますが、ご判断はブログに掲示する画像を見てご判断頂ければ幸いです。
崖の側は表面が風化で冷却節理が大変読みにくい状態なので、単なる偶然なのか?冷却節理で「偽枕状溶岩」が作られているのか?本物の枕状溶岩なのか?正直に言って判断に苦しみます。右側は、「枕」と「枕」の境界を構造が連続しているので単なる誤解ではないかと思っています。専門家が「地質学雑誌」に掲載された論文の内容を、素人の私が間違っていると申し上げるのも随分僭越な事だと思いますが、ご判断はブログに掲示する画像を見てご判断頂ければ幸いです。
2010年12月1日水曜日
下田市板見漁港(4)
2010年11月30日火曜日
下田市板見漁港(3)
枕状溶岩の断面に見られる放射状節理です。黒いのはスケール代わりの手帳です。ビニールのカバーを掛けていますが、通常のフィールドノートと同サイズです。
前の画像の直ぐ傍にある放射状節理を示す岩の表面です。これは板見漁港の急な坂道を降りた場所に在りますが、前記の二つの文献に記載された場所から少しだけ外れています。確か海側なので前の画像を見る位置に移動しなければ見付からないと思います。(2008年8月の撮影です)
後にご覧頂きますが、板見漁港に入る場所附近にアースアンカーとモルタルの吹き付けを施した急斜面が有ります。枕状溶岩はヒョットしたらその場所からこの部分まで続いているのではないかと私は想像しています。
前の画像の直ぐ傍にある放射状節理を示す岩の表面です。これは板見漁港の急な坂道を降りた場所に在りますが、前記の二つの文献に記載された場所から少しだけ外れています。確か海側なので前の画像を見る位置に移動しなければ見付からないと思います。(2008年8月の撮影です)
後にご覧頂きますが、板見漁港に入る場所附近にアースアンカーとモルタルの吹き付けを施した急斜面が有ります。枕状溶岩はヒョットしたらその場所からこの部分まで続いているのではないかと私は想像しています。
2010年11月29日月曜日
下田市板見漁港(2)
2010年11月28日日曜日
下田市板見漁港(1)
下田駅から白浜海岸へ向うバスが砂浜を望む少し手前に板見漁港がある。漁港内は駐車禁止で余り適当な駐車スペースは無い。此処に枕状溶岩の露頭が在ると知ったのは静岡地学第91号43-47頁の「東部支部巡検報告 下田地域の火山岩と堆積岩,およびそれらの熱水変質」と地質学雑誌第91巻第1号43-62頁「伊豆半島南部下田周辺の地質の再検討」の二つの資料。後者はネットでpdfファイルが入手可能である。ここの露頭は小生の二つのブログのこの「まくら状溶岩の露頭」か?「岩石と土の表情」にするか?迷ったのだが、一応、枕状溶岩と題して紹介されているし、枕状溶岩が存在する事は間違いないので此方で扱う事にしたが、枕所溶岩では無い画像が大半なのでご容赦願いたい。
尚、小生はネットや文献で「枕状溶岩」と書かれているが、実際は枕状溶岩でも、偽枕状溶岩でも無い勘違いのケースも、露頭情報の整理の都合上、一括して「偽枕状溶岩」として情報を整理しています。
この画像は漁港の反対側の船溜り側から、後者の文献の50-51頁で扱われている露頭附近の状況を撮影した。勿論、この中に枕状溶岩が存在する。
尚、小生はネットや文献で「枕状溶岩」と書かれているが、実際は枕状溶岩でも、偽枕状溶岩でも無い勘違いのケースも、露頭情報の整理の都合上、一括して「偽枕状溶岩」として情報を整理しています。
この画像は漁港の反対側の船溜り側から、後者の文献の50-51頁で扱われている露頭附近の状況を撮影した。勿論、この中に枕状溶岩が存在する。
2010年11月27日土曜日
下田市爪木崎(15)
2010年11月26日金曜日
下田市爪木崎(14)
2010年11月25日木曜日
下田市爪木崎(13)
2010年11月24日水曜日
下田市爪木崎(12)
2010年11月23日火曜日
下田市爪木崎(11)
2010年11月22日月曜日
下田市爪木崎(10)
2010年11月21日日曜日
下田市爪木崎(9)
2010年11月20日土曜日
下田市爪木崎(8)
2010年11月19日金曜日
下田市爪木崎(7)
2010年11月18日木曜日
下田市爪木崎(6)
2010年11月17日水曜日
2010年11月16日火曜日
下田市爪木崎(4)
2010年11月15日月曜日
下田市爪木崎(3)
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