空洞の奥の壁の部分です。なんてこれはそんな注釈は不要ですね!苔が着いてしまって中々枕状溶岩の形状が良く見えない部分もありますが、所々に固まって存在したり、シート状になっていたり、これだけの溶岩が比較的穏やかに噴出してきたのですから、そりゃあ!枕に成らない奴も出てきますよね!
この露頭の画像を全部で撮影した80数枚中の40枚をご案内する積りでしたが、こうして関連付けて画像をご紹介していると、これは外しても良いかな?と思える画像が出て来たので“40”枚と言う枠は辞めました。でもまだかなりの枚数があります。色々な撮影位置からズームで撮影していると隣接した場所の枕状溶岩を広い範囲で撮影したり、最大倍率で狭いスポットを撮影しているので、凹凸の影の出方が異なり結構自分的には興味深いのですが・・・丹沢湖・小菅沢の枕状溶岩は158枚撮影し、今の所1/3まで絞り込みました。
原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2011年5月28日土曜日
2011年5月27日金曜日
枕状溶岩の岩壁:16/40
2011年5月26日木曜日
露頭情報:No_054;宮ヶ瀬湖・早戸川原小屋沢出合
神奈川の自然をたずねて:135頁に「早戸川上流の枕状溶岩」と題された囲み記事が有るが露頭の詳細は記されていません。また、同じ早戸川でも中ノ沢の露頭は規模が大きく壮観な眺めだそうですが、片道徒歩4時間と聞きます。この火山についての文献は静岡大学地球科学研究報告:1986年「丹沢山地東部の地質」がある。ネットでpdfファイルを入手可能。165頁:B-2 大滝山火山礫凝灰岩の項に記載されている。
また山梨県防災科学研究所の富士火山(2007) 富士山の基盤:丹沢山地の地質 -衝突付加した古海洋性島弧-」がある。この附近の地質に関しては同じく「富士山の基盤の地質と歴史」にも詳しい。これらもネットでpdfファイルを入手可能。露頭の画像は下記「神奈川の台地」HPで!
http://www1.tecnet.or.jp/museum2/index.html
また山梨県防災科学研究所の富士火山(2007) 富士山の基盤:丹沢山地の地質 -衝突付加した古海洋性島弧-」がある。この附近の地質に関しては同じく「富士山の基盤の地質と歴史」にも詳しい。これらもネットでpdfファイルを入手可能。露頭の画像は下記「神奈川の台地」HPで!
http://www1.tecnet.or.jp/museum2/index.html
2011年5月25日水曜日
2011年5月24日火曜日
2011年5月23日月曜日
枕状溶岩の岩壁:14/40
2011年5月22日日曜日
露頭情報:No_052;須崎市横浪五色浜
これは今は刊行されていないが「土佐の自然」と言う優れた定期刊行物に掲載されたもの。下記はバックナンバーの目次。バックナンバーがこの様にpdfファイルで閲覧出来るのは嬉しい。
http://www.pref.kochi.lg.jp/~junkan/tosa/frame1000.htm
No_75 須崎市をクリックし、14-16頁に高知大学理学部教授 岡村真氏による「横浪半島の地質」がある。14頁右列のカラー画像(第2図)は枕状溶岩の産状を示す。画像には以下の説明文が付けられて居る。「五色が浜沖の小岩体。黒色の枕状溶岩からなり、火山ガスの抜けた多孔質の表面は海草屋や付着性生物の宝庫であり、根魚もつき多くの釣り人にとって好ポイントとなっている。溶岩のすき間をうめるナノプランクトン石灰岩の年代と古地磁気から、1億2500万年前に赤道域で噴出したものである事が判っている。場所はこの附近と思われる。但し、五色が浜は土佐市にはいってしまう。海岸への陸上からのアクセスは1/25000地形図からはかなり大変そうです。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=332532&l=1332729
横浪半島は観光地として一応道路は整備されている様で、観光協会のHPには観光用道路地図も有る。
http://www.mapple.net/spots/G03900020701.htm
地図部分をクリックすると横浪半島部分の地図が示されるので右側にスライドすると五色が浜が現れる。
http://www.pref.kochi.lg.jp/~junkan/tosa/frame1000.htm
No_75 須崎市をクリックし、14-16頁に高知大学理学部教授 岡村真氏による「横浪半島の地質」がある。14頁右列のカラー画像(第2図)は枕状溶岩の産状を示す。画像には以下の説明文が付けられて居る。「五色が浜沖の小岩体。黒色の枕状溶岩からなり、火山ガスの抜けた多孔質の表面は海草屋や付着性生物の宝庫であり、根魚もつき多くの釣り人にとって好ポイントとなっている。溶岩のすき間をうめるナノプランクトン石灰岩の年代と古地磁気から、1億2500万年前に赤道域で噴出したものである事が判っている。場所はこの附近と思われる。但し、五色が浜は土佐市にはいってしまう。海岸への陸上からのアクセスは1/25000地形図からはかなり大変そうです。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=332532&l=1332729
横浪半島は観光地として一応道路は整備されている様で、観光協会のHPには観光用道路地図も有る。
http://www.mapple.net/spots/G03900020701.htm
地図部分をクリックすると横浪半島部分の地図が示されるので右側にスライドすると五色が浜が現れる。
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