2010年9月18日土曜日

鴨川市八岡海岸(21)

漁港から八岡海岸に移動します。車が通れるほどのラフな道が有りますが、その入口にドンと座っているのがこの枕状溶岩です。この岩には実は石灰岩が有ります。付着しているのではなく枕状溶岩の間に巻き込まれています。ススキが少し邪魔ですが、右側から回り込んで裏側を見ると良く判ります。勿論、道路の側でもその状態は確認できます。

2010年9月17日金曜日

鴨川市八岡海岸(20)荒島

荒島の画像の最後はやはりキチント島の全景をご紹介しておきましょう。枕状溶岩の岩塊が直ぐ傍まで迫っています。

2010年9月16日木曜日

鴨川市八岡海岸(19)荒島

前の画像が枕状溶岩では無いだろうという根拠の一つがこの画像です。荒島ではチョット目には枕状溶岩に見える岩体が沢山在ります。前の画像は波が打ち寄せるのでじっくりと観察する事は出来ませんが、その他の荒島の幾つかの場所でそれらしい岩体を観察すると夫々の岩の間をこんな方解石(?)の結晶が間に入っています。区切りはこれだけです。ガラス質の急冷層も放射状節理も見えません。似たものは野島崎灯台の西に広がる海岸線や伊豆半島にも有ります。

2010年9月15日水曜日

鴨川市八岡海岸(18)荒島

この様な画像を観ると、これは枕状溶岩ではないかとつい思ってしまうのだけれど、どうも枕状溶岩では無さそうである。この場所はこれ以上詳しく観察をする事が出来なくて残念なのだけれど、同じ様な色合いの岩体を詳細に観察すると、夫々の岩の境目には枕状溶岩とは異なる表情が在るので興味深い。

2010年9月13日月曜日

鴨川市八岡海岸(17)荒島

荒島本体は実は枕状溶岩では無く荒島層と言う凝灰岩の島です。(日本地質学会2004年見学旅行案内書など)でも周りを枕状溶岩に取り囲まれると、何処かに枕状溶岩が在るのではないかと探したくなるのは世の常と言えるでしょう。探すとこれは?と言う様な部分があります。
形状は似ているのですが実体は異なる様です。似たようなものは伊豆半島の板見漁港の露頭にもあります。