2012年1月21日土曜日

露頭情報:No.448;日高川町竜神鉱床


出典は産総研の地質調査研究報告,第58巻,第11/12号,389-410頁に掲載された「紀伊半島西部、四万十帯北帯におけるアンバーとマンガン鉱床の堆積環境と希土類資源」
他に、岩石鉱物科学,第29巻,175-190頁に掲載の「「四万十帯北帯に分布する現地性玄武岩の希土類元素組成とその起源に関する示唆(2000)」や産総研の「竜神地域の地質」も同時に参照されるよう推奨する。
この露頭については前記資料の395頁から396頁に記載が在る。
「竜神鉱床については小又川に沿う国道425号線の切割り,河床及び旧坑付近の露頭などを主に調査した(第6図)。マンガン鉱床は枕状構造を示す玄武岩の上位に生じており・・・」と記載されている。
395頁の第6図「竜神鉱床付近のルートマップ及び柱状図」にはかなり広い範囲に玄武岩の露頭が広がっている事が示されている。
竜神鉱床の位置はルートマップとウオッちずの表示とやや異なり場所が特定出来ないので、取り敢えず小又川の分岐ポイント付近に仮設。或いはこの付近かもしれない!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=335705&l=1353344

露頭情報:No.447;日高川町護摩壇山山麓小森谷地区


出典は産総研の地質調査研究報告,第58巻,第11/12号,389-410頁に掲載された「紀伊半島西部、四万十帯北帯におけるアンバーとマンガン鉱床の堆積環境と希土類資源」
他に、岩石鉱物科学,第29巻,175-190頁に掲載の「「四万十帯北帯に分布する現地性玄武岩の希土類元素組成とその起源に関する示唆(2000)」や産総研の「竜神地域の地質」も同時に参照されるよう推奨する。
この露頭については、最初に挙げた地質調査研究報告掲載の論文の395頁にほんの少し記載が在る。此処には「枕状構造」の文字が無いが玄武岩の存在は記載されているので一応記載しておきたい。ルートマップも無いが「竜神から西へ大きく遡る日高川から分岐して護摩壇山(1,382m)に至る小森谷の林道に露出しており,美山層の玄武岩と赤色チャートからなる。」と書かれているので、下記の点を取り敢えず抑えたが此処に達する前に在るかもしれない!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=340331&l=1353322

露頭情報:No.446;日高川町臼ヶ岡山山麓


出典は産総研の地質調査研究報告,第58巻,第11/12号,389-410頁に掲載された「紀伊半島西部、四万十帯北帯におけるアンバーとマンガン鉱床の堆積環境と希土類資源」
他に、岩石鉱物科学,第29巻,175-190頁に掲載の「「四万十帯北帯に分布する現地性玄武岩の希土類元素組成とその起源に関する示唆(2000)」や産総研の「竜神地域の地質」も同時に参照されるよう推奨する。
この露頭については、最初に挙げた地質調査研究報告掲載の論文の394-395頁に記載が在る。
「この露頭は美山層に属するもので,竜神からゆるやかに西へ遡る日高川の最上流域の臼ヶ岡山(1,162m)の南からその東を通って,高野-竜神スカイライン(国道)へ至る林道の切割りで見出された。  この露頭では下位から上位に向かって赤鉄鉱の鉱染した枕状構造を呈す玄武岩(5m以上),アンバー堆積物・・・」と記載されています。
他の露頭と異なりルートマップが示されていないのですがこの林道を歩けばなんとかなりそうです。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=340113&l=1352855

露頭情報:No.445;日高川町三十井川地区(みそいがわ)


出典は産総研の地質調査研究報告,第58巻,第11/12号,389-410頁に掲載された「紀伊半島西部、四万十帯北帯におけるアンバーとマンガン鉱床の堆積環境と希土類資源」
他に、岩石鉱物科学,第29巻,175-190頁に掲載の「「四万十帯北帯に分布する現地性玄武岩の希土類元素組成とその起源に関する示唆(2000)」や産総研の「竜神地域の地質」も同時に参照されるよう推奨する。
この露頭については、最初に挙げた地質調査研究報告掲載の論文では、本露頭に関しては392-394頁を参照の事。393頁にルートマップが掲載されています。
「三十井川の左岸に沿って約2.5km北上した道路の切割に露出している。その切割では約40mにわたって玄武岩,赤色チャート(アンバー様堆積物),赤色頁岩,及び黒色頁岩が観察され・・・・下部赤色頁岩層の下磐側には枕状構造を持つ厚い玄武岩が現れる。」とある。
露頭位置は393頁の第4図に示されたルートマップから下記と思われる。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=335935&l=1351934

露頭情報:No.444;日高川町伊藤川(いとごう)


出典は産総研の地質調査研究報告,第58巻,第11/12号,389-410頁に掲載された「紀伊半島西部、四万十帯北帯におけるアンバーとマンガン鉱床の堆積環境と希土類資源」
他に、岩石鉱物科学,第29巻,175-190頁に掲載の「「四万十帯北帯に分布する現地性玄武岩の希土類元素組成とその起源に関する示唆(2000)」や産総研の「竜神地域の地質」も同時に参照されるよう推奨する。
この露頭については、最初に挙げた地質調査研究報告掲載の論文では、本露頭に関しては390-392頁の「3.1 伊藤川地区」に詳細の記述が存在する。
一部を引用すると「玄武岩は暗緑色の変質かんらん石玄武岩で、上部と下部の岩体から構成され,その多くは枕状構造を示し,しばしば方解石やドロマイトの細脈を伴う。・・・枕状構造を呈す上部玄武岩岩体は黒色頁岩層に被覆される。この西側露頭から更に西へ延びる玄武岩帯は道路切り割で観察できたものの・・・」 392頁には、露頭位置の詳細と“basalt with pillow structure”と書き込まれた露頭画像が掲載されている。
地形図の縮尺が異なるが道路の曲り状態からこの地点がその露頭と思われる。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=335527&l=1351530

2012年1月19日木曜日

露頭情報:No441;球磨郡蔀上流小口:球磨川(左岸)河床


出典は地質学雑誌 第110巻 第4号に掲載された「九州・四国の三宝山付加コンプレックスの玄武岩類の起源」
他にも、225頁:地質図; Fig.3C,226頁;写真4C  27頁:玄武岩礫・サンゴ・石灰海綿などの存在が阿いられている。
出典の地質学雑誌はネットで閲覧できるので、必ず225頁の露頭状況を示す図3を参照の事。[C]図が本項の露頭に相当する。
此処には、この他に小生のデータベースの023,129,440項の露頭情報と露頭画像が含まれて居る。直ぐ上流には「蔀」の露頭が在り現地の状況は判らないが殆ど接しているかもしれない。
下図は表記文献の225-226頁から引用した露頭分布図と露頭状況の画像。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=321731&l=1303610


露頭情報:No.440;磨村大瀬:球磨川河床


出典は地質学雑誌第110巻第4号に掲載された「九州・四国の三宝山付加コンプレックスの玄武岩類の起源」。この224頁に「枕状溶岩や塊状熔岩の多くは良く発泡・・方解石・・杏仁構造・・・」と書かれている。
更に、225頁:地質図;Fig.3E,226頁:写真4D;石灰岩を含む玄武岩溶岩等を参照下さい。
露頭位置は恐らくこの付近でしょう。すぐ下流に付近では有名な鍾乳洞があります。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu2.html?b=321645&l=1303636

2012年1月16日月曜日

露頭情報:No.439;仙台市太白区秋保温泉奥磐司岩仙人沢


出典は岩石鉱物科学35に掲載された「東北本州弧、磐司岩火山岩類の地質と岩石(2006)」。この60頁に「仙人沢火山砕屑岩部層 60頁:層厚20m以上の・・火山角礫・同心円ピロー・熔岩ローブの破片 62~64頁:全岩化学組成一覧表」が記載されている。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=381437&l=1402846

露頭情報:No.438;仙台市太白区秋保温泉奥磐司岩鳴虫沢


出典は岩石鉱物科学35に掲載された「東北本州弧、磐司岩火山岩類の地質と岩石(2006)」。この58頁に「磐司岩火山砕屑岩部層 58頁:第6図 a)三方倉山西方の沢において火道断面が観察出来る 58頁:b) 同心円ピローを含む凝灰角礫岩」と書かれている。
場所は姉滝付近からはいったこの沢らしい。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=381613&l=1403145

露頭情報:No.437;仙台市太白区秋保温泉奥磐司岩雨滝


出典は岩石鉱物科学35に掲載された「東北本州弧、磐司岩火山岩類の地質と岩石(2006)」。この58頁に「磐司岩火山砕屑岩部層 58頁:第6図 c) 雨滝附近の楕円帯又は球状小型ローブ。62~64頁:全岩化学組成一覧表」が記載されている。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=381655&l=1403120

露頭情報:No.436;吉野郡川上村新子


出典は地調月報第47巻第4号(1996)に掲載された「紀伊半島三波川帯・秩父帯・四万十帯の地質」。この中の「奈良県吉野地方及び三重県櫛田川地域」に記述が在る。
場所は吉野郡川上村「玄武岩類は凝灰岩や溶岩で,本層の構造的下位には比較的大きな岩塊が含まれる。枕状溶岩は新子(あたらし)東方の高見川河床,柳瀬付近に分布する(226頁)。」と記載されている。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=342311&l=1355648

2012年1月15日日曜日

露頭情報:No.435;延岡市北浦古江


出典は前の情報と同じく鹿児島大学理学部研究紀要に掲載された「宮崎県延岡市北東部の四万十累層群の層序および地質構造」。此処には「84頁 C:四万十地向斜の堆積場について:鏡山付近から古江・直海付近に掛けて,比較的連続性の良い塩基性岩類がある。その塩基性岩類は,最も厚いところで250m以上に及び、側方変化している。ほとんど枕状溶岩とハイアロクラスタイトからなる。」と書かれている。露頭位置は恐らくこの付近で確認すれば判りそう!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=324218&l=1314924

露頭情報:No.433;南伊豆市富戸の浜南


出典は静岡大学地球科学研究報告 第8巻(1983)に掲載された「安山岩質海底火山の浅部構造 伊豆半島南端部の新第三系白浜層群にみられる例」
11頁には図1 伊豆半島南端部の地質図が掲載され、12頁には図2 模式柱状図として吉田安山岩層と石廊崎安山岩層に「枕状溶岩」が書かれている。
17頁には図5 吉田安山岩層 A:水中自破砕溶岩(入間の南),B:枕状溶岩(?)(富戸ノ浜)が掲載されている。露頭位置は恐らく下記付近と思われます。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=343754&l=1384738

露頭情報:No.432;那賀郡那賀町沢谷


出典は地質学雑誌第82巻第3号に掲載された「四国東部秩父帯中の沢谷緑色岩コンプレックスの化学的性質」。この183頁には「熔岩にはしばしば枕状構造が観察される。その枕内の気泡の濃集位置,枕の垂れ下がり方,火砕岩中の級化層理・・逆転していない。」とある。
露頭位置は大体下記だと考えて居る。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=335203&l=1341625

露頭情報:No.434;延岡市北浦町直海


出典は鹿児島大学理学部研究紀要17(1984)に掲載された「宮崎県延岡市北東部の四万十累層群の層序および地質構造」。この84頁 Cに「四万十地向斜の堆積場について:鏡山付近から古江・直海付近に掛けて,比較的連続性の良い塩基性岩類がある。その塩基性岩類は,最も厚いところで250m以上に及び、側方変化している。ほとんど枕状溶岩とハイアロクラスタイトからなる。」と書かれている。 露頭位置はこの付近と思われる。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=324316&l=1315119