2010年10月30日土曜日

鳥取県八頭町塩上(5)

塩ノ上の露頭です。残念ながら岩に苔が生えていて断面の詳細な気泡等は観察できません。スケールは野帳です。

2010年10月29日金曜日

鳥取県八頭町塩上(4)

これが露頭の前に掲げられている説明板の一部です。現在は鳥取市内なので、この地域が合併前に作られたのですね。
1/5万地質図の「若桜」では、三郡変成岩八東層(千枚岩類)三倉川玄武岩部層(変玄武岩)とし、この附近の層厚は100m。三倉川上流部に最大層厚400-500mの部分があると記載されている。図上の記号は“Hb”。また、この枕状溶岩についてはこの地質図解説の21頁から24頁に掛けて化学組成を含めて記載されており、22頁には第15図「三倉川玄武岩部層(八東層)中の枕状溶岩(船岡町塩ノ上,大江川右岸)として画像が掲載されている。

2010年10月28日木曜日

鳥取県八頭町塩上(3)

同じ岩体の上流側の拡大です。下流側と枕状溶岩の凸の側が一致しない様にも見えますが、この岩だけでは全体の流れの方向を判断する事は出来ない相談です。

2010年10月27日水曜日

鳥取県八頭町塩上(2)

枕状溶岩の露頭の一部を拡大して見ました。流水で表面が現れて断面の形状がハッキリしています。枕状溶岩はやはりこの様に断面が観察の決め手ですね。

2010年10月26日火曜日

鳥取県八頭町塩上(1)

千代川の和奈見橋から東にひとやま越えた場所に「塩上」と言う場所が在る。千代川の枕状溶岩の露頭と共に、鳥取県の天然記念物に指定された枕状溶岩の露頭が有る場所である。露頭は大部分が個人の所有地にあり、県教育委員会はこの場所の公開に慎重な姿勢を保っているが現地には案内の看板も掲示されている。その露頭の近くの河床に現れた枕状溶岩の露頭である。この状態でも断面が現れており、苔も少ないので判りやすい岩体である。この後、少し拡大した画像を見て頂く。

2010年10月25日月曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(8)

これは比較的枕状溶岩らしい形状を保っています。左側の岩体は途中から上に割れ目でも出来て分岐してしまったのでしょうか?下の枕状溶岩と繋がって居るように見えます。もう少し斜め方向から写しておけば良かったのですが、その時は残念ながら気付いていなかった様です。

2010年10月24日日曜日

鳥取市千代川和奈見橋上流(7)

ほぼ直交する断裂系でずたずたに切られているのでどちらが溶岩の流れた方向なのか?一瞬迷うかもしれませんが、中央付近の白い苔で覆われた岩体は左上から右下方向に流れながら二股に分かれてしまっている様ですね。川底では右上から左下方向に流れている様に見えてしまいます。画面左端のものは拡大して詳細を見ても右上から左下方向に流れた様に見えてしまいます。互いに真っ直ぐに流れて居る様に見えるのだから左右でかなりの高低差が有ったのだろうと思うのですが不思議です。