2010年1月30日土曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(6)


昨日と同じ画像の気に成る部分が観難いので、その部分の画素を落とさずにその部分だけをトリミングしてみました。左下の放射状節理と右上の部分をご覧いただければ枕状溶岩である事を納得頂けると思います。
2/6 画像を大きなサイズに変更しました。尚、原因不明ですが画像が90度回転しています。

2010年1月29日金曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(5)


実はこの画像は少々自信がありません。真正面のやや下側のものが枕状溶岩と思ったのですが、少々怪しい雰囲気がします。ただこのサイズだと見難いかもしれませんが、画面やや左手のこれは紫陽花の葉なのでしょうか?の傍の岩の破断面に細かい放射状節理らしきものが見えるのと、やや上のガサガサと割れている部分にタマネギ状風化にも似た同心状 or 膜状の構造が見えるので、枕状溶岩だと思った次第です。
2/6 画像を大きなサイズに変えました。

2010年1月28日木曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(4)

この様にここの露頭では断面が現れているものが多く、しかもスッパリとナイフで切断した様な雰囲気の崖が多いですね。内部に細かな冷却節理が発達している為に、岩体に地殻(と言う程の事も無いのでしょうが)の歪応力が加わった時に他の岩よりも簡単に断層面が出来てしまうのでしょうか?余りにもスッパリと切られていると写真を写しても枕の形状が読み取れない事が有ります。ここの露頭の場合は枕の周囲の急冷縁が岩本体とは異なる色合いなのでその心配が有りません。
2/6 画像を大きなサイズに変えました。

2010年1月27日水曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(3)

前の画像の縦溝の部分を望遠・拡大して撮影しました。内部も間違いなく枕状溶岩の様です。
2/6 画像を大きなサイズに変えました。

2010年1月26日火曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(2)


旧有料道路から海岸に下る道が有ったらしいが、この日は少々先を急いでいた事もあって道路から露頭を遠望しての観察。貫入岩脈の端っこなのか?それとも何回かの溶岩噴出の折の境目なのか?この様な構造が在って、穴の奥もどうやら枕状溶岩の雰囲気。観察はゆっくりと時間を掛けてが基本。ですよね。
2/6 画像を大きなサイズに変えました。

2010年1月25日月曜日

福井県南越前町尼御前トンネル附近(1)

福井県の南越前町。以前は有料道路だった部分が開放されて現在は「しおかぜライン」と呼ばれています。丘の上を国道が通り道の駅も有る為に、海岸沿いのこの道路は比較的交通量が少なめです。その分、かなり飛ばして来るので道路を歩く時はかなりの注意が必要です。場所はトンネルの海側にも露頭がある様ですが、駐車中の車が邪魔でそちらには行けませんでした。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=354909&l=1360425
小生のデータ番号はNo.072.この画像では少し見難いかも知れませんね。
2/6 画像を大きなサイズに変えました。

2010年1月24日日曜日

新潟県糸魚川市根知農村公園(8)

フォッサマグナパークの遊歩道を進むとこの露頭に行き着きます。案内には枕状溶岩として記載されていますが、これはフィーダーダイクとして考えるのが順当でしょう。周辺に枕状溶岩が存在し、この露頭に放射状節理が見られるからと言って、これも枕状溶岩として扱うのには疑問です。フォッサマグナミュージアムの画像にはもっと綺麗な放射状節理の構造の部分がありますが、崩壊時の事故防止処置として鉄骨と金網で覆われていて観察写真を写すには残念な状況です。