は「京都西北部図幅」,「四谷図幅」或いは「西津図幅」等に詳しい。
この地域の「灰屋コンプレックス」は地質図によると「京北町芹生から京都市左京区静市そして岩倉附近に掛けて,幅3kmで,北北西―南南東から北東―南西走向をなして延長する」とされている。
露頭の一部,地質図やレッドデータブックに記載された部分とほぼ同一。
枕の断面形状を観察していると枕上部の円弧が所々内側に撓んでいる箇所が散見されるので、先に流れた枕が未だ固まり切れない、新たに流れてきた熔岩の重量に耐え切れるだけの強度を得る前に、次の熔岩が流れてきた事が想定される。