出典は「熊田地域の地質」と「蒲江地域の地質」の両方。山の場所は此処。牧場内らしい。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=324202&l=1314527
17頁 Ⅲ.3.2.槙峰層 第21頁 (1)上下限を低角度の断層で境され,槙峰層の泥質岩層中に挟まれる大規模な塩基性岩で厚さ500m以上に達する.
⇒ 第22頁:(1)のタイプの塩基性岩は主に枕状構造を持つ玄武岩溶岩と塊状の溶岩及びドレライトから構成される.鏡山・森山・深島・津島畑山・愛宕山の各岩体が(1)のタイプに相当し,それぞれの山頂部を構成している.
最大層厚は鏡山岩体で500m,森山岩体で450m程度と推定され,途中に頁岩や赤色頁岩を挟む。枕の重なり方から判断して,地層の逆転は認められない.走向方向に追跡すると,短距離で上下限を境する断層が接近するため塩基性岩も消滅する.」と書かれています。
前項同様に産総研のネットで閲覧できる地質図を参照して露頭位置を確認して下さい。
鏡山・丸野山の山頂から稜線付近は“b”玄武岩系列の岩石が覆っている様ですね。
尚、この付近の地質については鹿児島大学理学部紀要1984年「宮崎県延岡市北東部の四万十累層群の層序および地質構造」と言う文献がネットで入手出来るので参考になると思います。
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