2012年6月14日木曜日

露頭情報:No.543;新日高町 春別川・春別ダム上流・崩沢川


出典は地質学雑誌,第10巻,第10号に掲載された「中蝦夷地変の再検討と北海道の白亜紀テクトニクス」この714頁 図3 1/25000地形図抜粋,722頁 図10 A;崩れ沢川ルートマップ詳細,B;柱状図,C;露頭スケッチ;KZ1層。が在る。
720頁の 5)イドンナップ地域の項には、「KZ1ユニット:主に玄武岩質の枕状溶岩や塊状溶岩からなり,ハイアロクラスタイトを伴う。枕状溶岩は直径20㎝~1mのピローローブからなり,それらが密に積み重なる closed-packed pillow の形態をなしている。」と記載されている。
下図は図10の引用である。尚、この“KZ1”層は空知層群の緑色岩と723頁に記載されている。この文献はネットで無償入手可能。露頭位置は図10のルートマップから下記。少し位置がずれてしまって、ルートマップをチェックするともう少し上流の川の屈曲点の上流のようだ!
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=423328&l=1423437

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