2009年10月22日木曜日

群馬県神流町万場高校附近(3)


火山の会のOFF会の後、翌年の5月の連休に、これは尾瀬附近の枕状溶岩の露頭を一人目指したのだけれど、ペンション等と言う少し洒落た処に泊っての旅で、少し時間の余裕が有ったので、同じ群馬だが方向違いの万場高校露頭に再挑戦した。OFF会の時に、万場高校側にも枕状溶岩が有りそうな雰囲気だったので確めたかった訳。
今回は左岸側からの観察だけだったが実に嬉しい露頭を見る事が出来た。これが先に紹介した緑色岩化した枕状溶岩を左岸から見た状態。これなら枕状溶岩だと認めて頂けそうにおもう。同じ岩体の画像を3枚も連続して申し訳ない気もしないではないが、枕状溶岩は判り易い時は別に考える事も無いのだが、判り難い時もかなり多い。
ポイントはやはり、様々な角度から観察する事だと思う。露頭によっては露岩になっている3面の中でたった一箇所だけはっきりと枕状溶岩らしく見えるものや、その露頭を撮影して後で画像を90度回転すると、枕状の構造がはっきりと浮かび上がる事もある。
この画像を取れた頃はデジカメも現在と異なりデータ量が少なかった。なんせデジカメを購入した時に付属していたメモリーは64MB,思い切って購入したのが256MBだった。現在は2GBで快適になったが、1画像に1MB+等は考えも出来なかった。

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