2011年6月14日火曜日

露頭情報:No_056_赤石岳

露頭情報:No_056;赤石岳
此処は枕状溶岩の事を調べ始めた時から早く行かないと年齢を重ねると行けなくなるだろうと思っていたが、その時期は別に病から体力が回復していない時期だったので結局行けないかもしれないと考えている場所です。
「静岡の自然をたずねて」の第16項「南アルプス」(126-133頁)の129頁ポイント⑤.
廃刊となったが地質ニュース1992年8月号(456号)に「私の推薦する天然記念物」の記事が有り、中部地方の枕状溶岩として「2.静岡県安部郡井川村悪沢岳周辺」の記事が在る。短いのでこの項の全文を引用する。
「赤石山地の脊梁稜に沿って、石灰岩,チャートのレンズを挟む玄武岩火砕岩中に,みごとな枕状溶岩構造を示す溶岩流がある。主なものを北から上げると,山梨県中巨摩郡芦安村北岳南尾根,塩見岳南尾根,悪沢岳(荒川東岳)周辺,赤石岳東側の奥西河内沢,赤石沢,長野県側では遠山川上流の易老渡附近に露出する。悪沢カール底の万助小屋横の大きな転石は,風化面にみごとな枕状構造が見える(写真1)
http://www.gsj.jp/Pub/News/pdf/1992/08/92_08_07.pdf
場所はこんな辺りだろうか?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352960&l=1381107
尚、地質ニュースに記載されていた万助小屋附近は No_156, 塩見岳南尾根は No_158, で登録しているがこれ以上のデータは無い。

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