「地学のガイド 滋賀県」65,71,72頁にこの露頭についての記述がある。「地点 E 鞍掛峠の枕状溶岩 林道から国道306号に出て,3kmほど上流に進むとヘアピンカーブの所に鞍掛橋があります。ここから林道へ入り暫く歩くと鞍掛橋に着きます。
この橋の20mほど先の右手の崖を見てみましょう。枕を積み重ねたように見える露頭があります。これが枕状溶岩といわれるもので,粘性の小さい玄武岩質溶岩が水中で固結するときにできます(図18-12)。つきたての餅を積み重ねたようなもので,溶岩の塊と塊のすき間にも溶岩が入り込み,埋められています。
また,ときには泥岩や石灰岩で埋められていることもあります。溶岩の中心部は多孔質であったり,空洞になっているものもあるようですが,ここのものは全体的に綴密です。
周辺部は急冷してガラス質になり,割れ目が発達しています。」とされている。
場所はこの附近か?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=351145&l=1362415
原本が現在手元に無いので確認出来ないのだが、恐らく小生の読み取りのミスなのだろうが鞍掛橋が2箇所に在るような記述になって居る。でも場所的には65頁の地図と照合しても間違いは無さそう。
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