基本的な資料は、1/50,000 地質図「神門地域の地質」56-67頁を参照下さい。一部を抜粋して引用すると「目陰山を構成する塩基性岩体は、下限を緩傾斜の目陰山衝上で切られ、巨大な衝上地塊をなしている。この岩体はまれに泥質岩を挾むが、主として玄武岩の枕状溶岩からなり、同質の火山角礫岩を伴なう。耳川沿いの笹陰ダムサイトには、この岩体の北東端部が露出している。そこでは、枕の大きさ短径20~30cm、長径100cm位のものが多く、枕と枕の重なり方からみれぱ、この岩体も逆転していない。注意!:耳川水系「笹陰ダム」は、地形図では「笹影」集落近くに有る「西郷ダム」を示すものと思われる。座標は「オセリ」の滝附近を示すが、ダム下流には確実に露頭が在る様子。注意!個人のブログで「おせりの滝が枕状溶岩」と書かれたものを拝見したが、確たる証拠は無い。おせりの文字が色々な書き方が使われていて(大斗・尾迫・尾芹)場所を特定するのに手間取ったケース。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=131.39361452777&latitude=32.446212604975
画像は宮崎在住の“S”氏に頂戴した「オセリの滝」の画像。岩の部分をトリミングさせて頂いた。「オセリの滝」の直上にもう一つのこじんまりした滝がある様で、遊歩道も一応有るらしい。その滝のは枕状溶岩に掛って居る事が下記の画像で確認出来ます。
http://miyahima.web.fc2.com/taki/miyazaki/mimi/miminaka.html
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