原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2012年1月8日日曜日
露頭情報:No.425;萩市(旧 田万川町)上小川東分(参考)
田万川コールドロン内の、伊良尾山火山溶岩がコールドロンに流れ込んだ水中火砕岩であり、「枕状溶岩」とは記載されていないが参考用にリストアップした。
「旧田万川町の南部、上小川東分の農道脇にあり、約33万年前に噴出した黒っぽい火山岩の玄武岩が、礫(れき)層と砂層をおおっている。この玄武岩は田万川本流と原中川にはさまれた標高100~110mの平坦な溶岩台地をつくり、ほぼ南北に細長く連なる。」と記載されている。
出典は「山口県の文化財HP」。此処には次のように書かれている。「田万川町の柱状節理と水中自破砕溶岩。①基盤となる安山岩、②礫の層、③「水中自破砕溶岩」の層、④玄武岩の「柱状節理」の層が見られ、これは、柱状節理の形成過程の順をあらわしている。かつて、基盤となる安山岩を浸食して川が流れており、礫の層ができた。その川底に、火山活動による高温の玄武岩溶岩が流出し、水蒸気爆発を起こし、破砕して、水中自破砕溶岩の層を形成した。破砕片は川の流路を変え、この地域は乾陸化した。そこに、さらに溶岩が噴出し、乾陸上で冷却したため体積収縮によって、断面の径0.4~1.0mの六角形あるいは五角形の柱状の「柱状節理」が生成された。」
場所は下記を想定している。数年目に此処を目指したが道を間違えたのかたどり着けなかった。
道路も狭く少し歩いて観ようとしたが、道路脇にマムシの死骸を二つ見付けて退散した。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=343411&l=1314040
この付近は阿武単成火山群の露頭なども有り興味深い地域です。
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