出典は「余別および積丹岬地域の地質」。この「新第三系 V.2.:尾根内層 V.2.1 :硬質頁岩凝灰岩互層」の項。16-19頁を参照下さい。 第17図:俵状節理の発達する流紋岩熔岩(野塚)」の記載が在る。図は残念ながら暗すぎて補正しても俵状構造を判別出来ない。。
「野塚海岸の流紋岩は灰白色~淡緑灰色で塊状あるいは角礫状を呈する。塊状の部分は柱状或いは俵状節理が良く発達し(第17図)流理構造が認められる。附近の海岸野塚から南方向の海岸沿いに流紋岩が続いている。」
著者は、当時北海道立地下資源調査所技術吏員であった山岸宏光氏。 1979年の発行である。地質図も公表されているので閲覧して下さい。赤色の「パーライト質流紋岩溶岩:Pr(記号は残念ながら読み取れない)」
尚、24頁にはキナウシ岬の尾根内層火砕岩部層の水冷破砕岩中の巨大な“にせピロー”の画像が車両の一部をスケールに取り込んで掲載され(第21図)、付近のスケッチらしいものも添付されている。座標はパーライト質流紋岩溶岩が海岸沿いに分布している中央部付近の岩礁地帯。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=432018&l=1402658
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