南伊豆の海岸には沢山の岩脈が入っています。田牛の海岸でも同様に見る事が出来ますが、ここでは岩脈の先端部が放射状節理を構成しています。放射状節理は「枕状溶岩」と同義語ではありません。何処かのジオパークでは放射状節理を「枕状溶岩」と書いていますが、伊豆ジオパークではそんな事はありません。枕状溶岩に「放射状節理」が存在し易いのですが、大型の枕状溶岩では内部まで放射状節理が届く事は実に稀です。
この放射状節理の場合は周辺に細片化した節理の部分がありますので、恐らく堆積したハイアロクラスタイトの中に貫入したのでしょう。
この放射状節理の上部と側面の別の岩脈を見て頂きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿