東京地学会主催の下田海底火山の痕跡巡検に参加させて頂きました。(私はその会員ではありませんが)下田市内の海底スランプ地層や凝灰岩層、放射状節理など様々な地層を拝見する事が出来て大変勉強になりました。
画像は、田牛(とうじ)海岸で見掛けた周辺に急冷縁を持つ岩石です。スケールの10円硬貨を置いた辺りが細かい冷却節理で刻まれています。ここに(まだ海底だったのでしょうが)定置された時には熱かった証拠と思えます。但し、火山弾の様に空冷された岩片だったかもしれません。
熱量が小さいので周辺に熱変質を与える程の事は出来無いでしょうから判断は難しいですが、この浜や近くの逢が浜の岬付近にはこれよりももっと大きなものがありますので、水冷かな?と思って居ます。
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