2011年5月14日土曜日

露頭情報:No_041;岩室温泉間瀬海岸

この露頭も地元では有名なのか?1/25000地形図に掲載されている。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=374433&l=1384750
既にご紹介したNo_027 の寺泊町野積の立岩とは指呼の間にある。弥彦山が枕状溶岩の山とも言える存在なので南側に立岩、北側が間瀬海岸と言った雰囲気。弥彦山には幾つかの枕状溶岩の露頭が在るので、地学のガイド「新潟県」をご覧頂きたい。
新潟県のHPにはこのような紹介があります。
http://www.pref.niigata.lg.jp/gyoko/1227038488087.html
石油資源開発㈱技術研究所のHPに此処の枕状溶岩の小さな露頭画像が在る。このHPに引用されている稲葉氏による「由利原・ガス田の玄武岩貯留岩の模式及び解釈図」は、2001年に稲葉充氏が書かれた論文の中の図版で、(石油技術協会誌 第66巻 第1号 56-67頁)図は64頁に記載されている。稲葉氏はボーリングデータを詳細に検討し、原油貯留岩の性状を夫々、シートフロー、枕状溶岩、ハイアロクラスタイトの卓越した地域として分布を推定分布図を示している。露頭を観察する事は出来ないが小生のDB No_080 の貴重な文献。脱線した。
http://www.japexrc.com/poten4.htm
新潟市報:にいがたONLINE に露頭の画像と簡単な説明がある。
http://www.city.niigata.jp/sihou/2006/060312/2037_3_6.html

尚、前記の通り、弥彦山周辺の露頭情報は、地学のガイド「新潟県(下)」を参照下さい。この附近をマダ歩いていないので、私の情報はこの書籍に書かれている領域を一歩も踏み出していない。
DB_No_098:弥彦村競輪場近くの駐車場の崖や、DB\No_099:弥彦山山頂北西のヘヤピンカーブの切土面などが記載されている。

4月27日の露頭情報:No_027;野積海岸立岩の項目でも書き込んだが、新潟県応用地質研究会結成30周年記念見学会の報告(大河津分水と弥彦・角田山塊の見学会報告:柿崎竹男)には漢字から「沈状溶岩」と書かれている。どうやら新潟の観光関係HPに「ちんじょうようがん」と誤記しているのは此処がおおもとらしい。
どうやらこの新潟県応用地質研究会の幹事長は写真から見ると山岸宏光氏では無いのだろうか?氏は枕状溶岩よりも「水中溶岩」を多用されて居られるが、新潟ではまさか「沈状溶岩」を・・・?
この資料には後半に「新潟県弥彦山・角田山周辺の地質:新潟大地鉱研究報告第4号;1976年」が全文引用されている。この報告書には目を通していたが、3頁目(45頁と記載有)までしか読んでいなかった。探していた文献なので後で読んでみよう。
http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp:8080/dspace/bitstream/10191/11198/1/10_08_0006.pdf

ブロガー・ダッシュボードが一昨日(12日)夜から不調で、書き込んだ一部が消失し昨日は書き込みが出来なかった。上記、No.027への追記は消失したので(原稿は残していなかった)後日追記する。

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