複数の方々がこの露頭を探しに行って下さったのだが探し出せないで居る。雑草に覆われてしまっているらしい。一応、本塚の南西にある民家の裏側の藪の中に露頭は在るらしいのだが、露出状況は悪いらしい。
偽枕状溶岩の露頭としては代表的な露頭の一つで、論文も引用されている事が多い。
日本鉱物鉱床学会誌 第71号: 阿蘇カルデラ内の偽枕状溶岩(英文),45頁 第1図:偽枕状溶岩分布と中央火口丘群の分布図 第2図:分布詳細図,46頁 第3図・第4図:偽枕状溶岩の写真 47頁 第5図 第6図構造詳細。
大体この付近だろうと思われます。尚、この論文はネットでは公開されていない様です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=325634&l=1310323
論文の英文名称は”PSEUDO-PILLOW LAVAS IN THE ASO CALDERA, KYUSHU, JAPAN” 水冷破砕溶岩とされています。「偽枕状溶岩は表面に垂直な柱状節理を生じているが、通常の枕状溶岩とちがって外形はもとの流理構造を明瞭に切っている。」と論文末尾の要約に書かれています。
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