少々古い資料では有るが北海道地質研究所発行の「山部地域の地質」に記載されている。雲峰山は地形図に名称の記載が無いが芦別東方の1560mと思われる。地質図状の岩名は「輝緑凝灰岩」、空知層群・芦別岳輝緑凝灰岩層:Sr2に相当する。20頁に「熊ヶ池の北から地獄谷に入る小沢からその下流地獄谷の二股までの谷の中各地,森田の沢上流の肌寒沢落合上流で沢が西北に向かう部分,肌寒沢の中などでは・・俵大から人頭大まで・・黒い皮膜を見る・・車軸状-車石状」と記されている。芦別岳山頂の枕状溶岩については、既に露頭情報:No_074(6月23日を参照下さい))に記載したが、この地点は「雲峰山」がきちんとした資料で特定出来ないので少々あやふやな部分が有り申し訳ない。地点は下記を想定しています。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=431416&l=1421723
尚、芦別岳山頂部や前岳の枕状溶岩については下記を参照下さい。
「ユウパリコザクラの会」に掲載された、産総研北海道産学連携センタ―の中川充氏が書かれた「夕張岳の生い立ちと蛇紋岩メランジュ」です。
http://yuparikozakura.org/?page_id=82
尚、雲峰山について再度検索を掛けた処下記の山行記録がありました。雲峰山の位置は間違いなかった様です。(熊ヶ池は確認出来ていたので間違いは無いと思ってはいたのですが・・・)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-20834.html
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