原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2012年6月18日月曜日
露頭情報:No.547;積丹半島神恵内 茂岩海岸
この露頭情報の出典は、旧北海道立地質研究所による「神恵内地域の地質」。この「Ⅳ 新第三紀の地層 Ⅳ.2.泊累層 Ⅳ.2.2.カブト火砕岩層 中部層」の項目に記載が在る。
「12頁 第8図:紫蘇輝石普通輝石安山岩質の水冷破砕岩。同心円状節理を示すピローが濃集している。」添付されている画像は黒すぎてスキャンしても修正が難しい状態なので此処では引用しないが、画像内のハンマーから想定してかなり大量のピローブレッチャ―が集まる崖らしい。
更に解説書には「火山角礫岩は径10数cmのピローや角礫と同質の凝灰質物質からなり・・何れも水冷破砕岩で・・・」とある。13頁の第9図には「紫蘇輝石普通安山岩質の水冷破砕岩。不規則な節理を示す角礫岩片と、同岩質の凝灰岩の基地からなる」と書かれている。また、第10図には
こわれた偽ピローのスケッチも掲載されている。
カブト火砕岩層の命名者はその後新潟大学に移動し、枕状溶岩の権威者となった山岸宏光氏と積丹団研グループ(1979).
地質関係者には有名な場所らしい。この付近なのだろうか?
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=430650&l=1402653
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