2012年8月11日土曜日

八岡海岸の斑れい岩


斑れい岩は良く見るが、嶺岡ではこの様に巨晶部分と微細結晶部分が混在して存在する事が良く見られる。これが当たり前なのか、珍しい事かは残念ながら知らない。この海岸ではないけれど嶺岡山中には巨晶の斑れい岩と微晶の斑れい岩が混じり合った礫岩も存在する。
斜長石も私の拳程度の大きさの奴が転がって居たりして、どのような条件下で、この様に巨晶と微細な結晶が分化するのか?考えは進まないけれど、何面白い文献は無いかと探すのも楽しい。
初めてこの様な巨晶斑れい岩を嶺岡林道で見た時は驚いた。あれから既に10年ほどの月日が経過してしまっただろうか?
今日の午前中は、房州石の探索。古い宿場町に房州石を使った建物や、基礎が残っていないか?の調査だ。午後は世田谷に移動して、日本火山の会のoff会に久し振りに参加。大石さんの案内で、等々力渓谷の地形と地質・テフラを観察させて頂く。午後は雨らしいが“O”君が参加するから当然かな!

0 件のコメント: