さて、この画像をどう観るでしょうか?単純に考えると、色の濃い部分は急冷部分。それがどうしてこのように同心円状になるのでしょうか?
JAMSTECから発行されている広報紙に“Blue Earth”が在りますがご覧になっていますか?
この2000年11/12月号に「深海底に眠る大自然のオブジェ」(22頁)と言う記事があります。副題は「海中で噴出した、溶岩流の造形美」となっています。是非、ご覧になって、この画像の溶岩に見られる同心円形状の謎解きのヒントにして考えて見ませんか?成因は異なるのでしょうが、面白そうです。
そう言えば私の枕状溶岩の露頭画像にも、望遠レンズで撮影した中にこんなのもありましたね。
一番有りそうなのは、溶岩のドレンバックかな?
この画像で、今回の鴨川での枕状溶岩の画像を終わります。67歳と言う年齢と体力の衰えで新しい枕状溶岩の露頭を歩く事が殆ど出来なくなっています。
最近はもう一つのブログ「岩石と土の表情」で多く発信している様に、凝灰質石材に力点を移しています。取り敢えずまだまだ歩ける範囲に房州石を中心とする凝灰岩質石材が存在するからです。とは言えかなり体力の衰えは隠しきれず行動範囲が狭まっています。
集めた枕状溶岩の露頭情報だけでも発信しておきたいと考えて居ます。
0 件のコメント:
コメントを投稿