原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2011年12月24日土曜日
露頭情報:No.387;京都市北区大森町
原資料には「京都市北区大森町北東約20km長谷(ながたに)川沿い林道」とあるのだが、果たして参考となる小さな地名から20kmも離れた場所を指定するのだろうか?と不審が先に立つ。
露頭のごく狭い範囲の地図が在るが、川の名前が特定できずに迷ったが、20kmの距離は余りに大きいので、2kmの誤記と考えるとこの地点付近が有力候補となる。20kmでは峠を越えてしまう。地質学雑誌なのに「査読無し」なのか? まゆつばものかもしれないけれど一応リストアップしておきました。出典は「丹波帯の枕状溶岩の K-Ar年代とその意義」。地質学雑誌 第90巻 第7号(1984) に掲載されているのでネットで入手可能です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=350919&l=1354159
2011年12月23日金曜日
露頭情報:No.386;北秋田市阿仁 打当川支流早瀬沢(そうせ)
同じ「森吉山図幅」地域だが、此方は繋沢のかなり北の打当川支流の早瀬。此処も詳細は不明なのでゆっくり時間を掛けて露頭を佐明日しかなさそう。
確証は無いが早瀬川支流と記載されている「安全岩質変朽ち安山岩」の大又層中部が分布しているのはここから支流の長滝沢をかなり遡った場所だ。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=395360&l=1403126
露頭情報:No.385;仙北市西木町繋沢 国道105号
出典は産総研の「森吉山の地質」。古い資料だが何故かこれは手元に原本が在る。東北の山々を歩きながら行く機会に恵まれず、最近よくこの山の名前を聞く事が有るのでぜひ行きたい場所の一つ。
この地質図解説書に、「中新統 Ⅱ.5大又層(中新統) Ⅱ.5.1. 変朽安山岩質の部分(11頁):この部分は安山岩質,一部玄武岩質の溶岩および火山砕屑岩などからなり,熔岩には枕状熔岩とよばれるものがある。熔岩は変朽安山岩化し,火山砕屑岩はいわゆる緑色凝灰岩と呼ばれるような岩相を呈している。」とある。
幸い、繋沢は国道105号線が走っている。赤倉森の北側の繋沢付近はコンクリートの吹付が行われているのだろうか?
後何年露頭を歩けるか?少なくとも、この付近の露頭は歩きたいと言う思いが強い。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=395208&l=1403039
露頭情報:No.383;隠岐島後海苔田ノ鼻 鎧岩の放射状節理
枕状溶岩では無いのだが、フォッサマグナミュージアムの展示解説の様に、巨大ではあるが放射状節理を「世界一の枕状溶岩」等と解説する地質系(ジオパーク系?)展示施設もあるので、間違えて欲しくないので念の為「放射状節理」の露頭としてご紹介。
出典は、地質News 第454号6月号に掲載された「天然記念物特集・中国地方の天然記念物」
場所は此処。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=361935&l=1331908
島根大学のジオサイト情報に「海苔田の鼻」として掲載されています。
http://www.geo.shimane-u.ac.jp/geopark/noridanohana.html
此方が少し詳しいでしょうか?鎧岩の画像もあります。背後の松の木と比較して大変に大きな放射状節理だと言う事が理解できます。
http://www.geocities.jp/h2tvz/index31.html
いまだに「隠岐ジオパーク」のHPには残念ながらこの付近のガイド情報も掲載されていません。
http://www.oki-geopark.jp/modelcourse.htm
ジオパークの運動はまだまだ一部の推進者の方々の手に委ねられていて、幅広い地域の運動としては定着していないのでしょうね。
尚、下記から島根大学の地質学研究報告を中心に、例えば「隠岐島後西部におけるアルカリ火山岩類の層序:島根大学地質学研究報告(1985)」等の隠岐島後西部地域の水冷破砕岩を含む火山岩層序に関する文献は上記から閲覧できます。
http://www.oki-geopark.jp/document.htm
隠岐に関する文献を探すには面白いかもしれません。
2011年12月21日水曜日
露頭情報:No.382;佐伯市蒲江,愛宕山
出典は「蒲江地域の地質」この Ⅲ.3.2. 槙峰層の項に、「第21頁:(1)上下限を低角度の断層で境され,槙峰層の泥質岩層中に挟まれる大規模な塩基性岩で厚さ500m以上に達する.⇒第22頁:(1)のタイプの塩基性岩は主に枕状構造を持つ玄武岩溶岩と塊状の溶岩及びドレライトから構成される.
鏡山・森山・深島・津島畑山・愛宕山の各岩体が(1)のタイプに相当し,それぞれの山頂部を構成している.最大層厚は鏡山岩体で500m,森山岩体で450m程度と推定され,途中に頁岩や赤色頁岩を挟む。枕の重なり方から判断して,地層の逆転は認められない.走向方向に追跡すると,短距離で上下限を境する断層が接近するため塩基性岩も消滅する.」と記載されています。
詳細な露頭位置は判っていませんがこの山中に枕状溶岩を含む付加体の露頭が在る事は間違い無いでしょう。山頂の位置は
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=324805&l=1315439
地形図には登山道の記号は記載されていませんが、照葉樹林に挟まれた眺望の良くない登山道は在るようです。探すのは結構大変そうな山です
露頭情報:No_381;延岡市森山
露頭の位置は「森山:標高467.6m」付近とだけ判っているが詳細は不明。出典は地質図「蒲江地域の地質」この、Ⅲ.3.2. 槙峰層に、「第21頁:(1)上下限を低角度の断層で境され,槙峰層の泥質岩層中に挟まれる大規模な塩基性岩で厚さ500m以上に達する.⇒第22頁:(1)のタイプの塩基性岩は主に枕状構造を持つ玄武岩溶岩と塊状の溶岩及びドレライトから構成される.
鏡山・森山・深島・津島畑山・愛宕山の各岩体が(1)のタイプに相当し,それぞれの山頂部を構成している.最大層厚は鏡山岩体で500m,森山岩体で450m程度と推定され,途中に頁岩や赤色頁岩を挟む。枕の重なり方から判断して,地層の逆転は認められない.走向方向に追跡すると,短距離で上下限を境する断層が接近するため塩基性岩も消滅する.
と書かれているのみ。森山の位置は下記。登山道はしっかりしているので、この付近の地質図を見ながら歩けば・・・
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=324220&l=1314754
2011年12月19日月曜日
露頭情報:No.380;西海町猪ノ首鼻
前2項と同様に地団研専報の論文が出典。勿論、この論文にはこれ以外の露頭情報も含まれて居て、「長崎、露頭情報」のラベルでご覧頂ければ幸い。
もし、このブログをご覧になって露頭に行かれた時は、写真でも送って頂ければ幸いなのだが、「行きます!」と言うコメントは在っても、行きましたと言うコメントは火山の仲間以外からは全くないのが、このブログの一方向性の欠点か?(それで良いのだけれど)場所はこの付近で間違いないでしょう。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=330454&l=1294308
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