原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2011年12月21日水曜日
露頭情報:No.382;佐伯市蒲江,愛宕山
出典は「蒲江地域の地質」この Ⅲ.3.2. 槙峰層の項に、「第21頁:(1)上下限を低角度の断層で境され,槙峰層の泥質岩層中に挟まれる大規模な塩基性岩で厚さ500m以上に達する.⇒第22頁:(1)のタイプの塩基性岩は主に枕状構造を持つ玄武岩溶岩と塊状の溶岩及びドレライトから構成される.
鏡山・森山・深島・津島畑山・愛宕山の各岩体が(1)のタイプに相当し,それぞれの山頂部を構成している.最大層厚は鏡山岩体で500m,森山岩体で450m程度と推定され,途中に頁岩や赤色頁岩を挟む。枕の重なり方から判断して,地層の逆転は認められない.走向方向に追跡すると,短距離で上下限を境する断層が接近するため塩基性岩も消滅する.」と記載されています。
詳細な露頭位置は判っていませんがこの山中に枕状溶岩を含む付加体の露頭が在る事は間違い無いでしょう。山頂の位置は
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=324805&l=1315439
地形図には登山道の記号は記載されていませんが、照葉樹林に挟まれた眺望の良くない登山道は在るようです。探すのは結構大変そうな山です
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿