2011年5月2日月曜日

露頭情報:No_030;小笠原村父島小港海岸

小笠原には枕状溶岩の露頭が多く資料も多い。
小笠原に関連して、金沢大学の海野進氏の小笠原関係資料が詳しくて頼りにしている。静岡大学時代にはHPで詳細に解説しておられたが、現在はそのHPは見当らない。大学の転籍で消滅されたのか?新しい知見が得られて別に開設されているのかもしれない。と思っていたが、念の為に調べなおしてみたらありました。「小笠原諸島の地質ガイド」海野進氏の作られたHPです。
http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/~umino/Bonin/Bonin_Field_Guide.html
現在氏の小笠原に関する資料でネットで入手可能なのは金沢大学自然科学研究科の平成22年度版「小笠原群島の自然」が筆頭だろうか!前述のHPからはフィールドガイドもDL出来ます。
これは、海野進教授から実地講習を受けた方のHPです。画像が有ります。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub3-56.htm
DLしただけで全く読んでいない(申し訳ありません)のだが、東北大学の矢嶋氏も小笠原関係の論文が多い。岩石鉱物科学2003年32巻51-67頁の「小笠原群島父島に産する低Caボニナイト系列岩の2つの組成変化トレンド」もこの地域の地質資料。
富士山周辺の付加体地質、特に枕状溶岩の露頭を巡る三日間の小旅行から帰宅しました。富士山を反時計回りにぐるりと約800km駆け抜けて来ました。新しい枕状溶岩の画像を沢山撮影して来ましたので、順次ご紹介します。

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