山本作兵衛さんの炭鉱絵巻と上野英信さんの事をブログに書いたら、1週間で50人以上の方々が訪問して下さいました。勿論、「世界記憶遺産」と言う単語にヒットしたものですが、1日平均100名の訪問者があるこのブログでは地震と火山に次いで多い訪問です。(残念ながら枕状溶岩の話題がトップアクセスでは在りません)
山本作兵衛さんの「筑豊炭鉱絵巻」は小生の蔵書となって居るものよりももっと高価な大判のものも発行されていますが、作兵衛さんの絵を使った森崎和江さんの小型の「まっくら」も今も手放せない書籍です。
正しくは「まっくら 女坑夫からの聞書き 森崎和江著山本作兵衛画」現代思潮社(0095-60122-1909)から1970年に出版されているこの本は森崎和江さんが女鉱夫からの聞書きを纏めたものです。 書籍は、2000年に雹災(この時は書籍の大半を泥だらけにされて失いました。)に遭ったので少し痛んでいますが大事にしています。作兵衛さんの絵が殆どはモノクロですが十数枚有ります。
筑豊の関係の書籍は自分の出自の証明みたいなもので、「みいけ20年資料編」等と言う表題の書籍や石牟礼道子さんや高橋たか子さん吉田優子さん等の書籍と共に書棚数段に今も並んでいます。北九州市の今は学校の校庭になってしまっている、元の零細鉄工所街にある本籍地をとうとう動かさないまま、関東に40数年を過してしまっい、間も無く66歳になろうとする時もこれらの書籍が一対で私の中に同居しています。
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