この露頭は既に無くなっている可能性が高い採石場で観察された貫入岩の先端部に形成された大型の枕状溶岩。
出典は 1/50,000 「黒石地域の地質」図。この Ⅳ.3. 板留層 Ⅳ.3.1. 板留層下部層に、15頁 第12図 黒石図幅地域の地質総括図, 27頁 第19図 梨木沢凝灰岩部層中の枕状溶岩, 第20図 枕状溶岩中の杏仁状孔隙の最大粒径分布, 第19図中央の枕状溶岩について水平方向に計測」等の資料が在る。
この中で特に興味を惹かれたのは虹の湖南縁の319.6mピーク付近に現れた横幅約4.38mの枕状溶岩の「枕状溶岩中の杏仁状孔隙の最大径分布」図。中心部の直径1mの範囲において孔隙の径が最大7cmまで急激に大きくなっている事。
もう無いのだろうなと思いながら見てみたい場所ですね。この露頭情報を見るまで実は火山地帯の地質図は殆ど飛ばしていたのだが、現在は火山が在っても基盤には古い地質が在るのは当然だと気付いて、火山地帯の地質図もチェックするようになりました。
多分個の採石場に在ったのではないかと思っています。
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