2011年10月3日月曜日

露頭情報:No_252-1/3;高槻市本山寺参道

出典は 1/50,000 地質図「京都西南部の地質」。この、「第4章 丹波帯 4.3. Ⅱ型地層群 4.3.1. 本山寺コンプレックス」を参照して下さい。この22頁 第4.2図本山寺コンプレックス模式地ルートマップ,23頁 第4.5図 B:本山寺コンプレックス最上部の玄武岩溶岩露頭」が記載されている。高槻市本山寺の参道。この露頭は2009年8月8日に歩いているが、画像を紹介し忘れていましたね。何れ機会が在れば残りもご紹介しましょう。かなり変成を受けた扁平なものが多いが下の画像のもののように、周辺の冷却節理が残った岩体も観察される。
早朝の始発バスに乗る為に、高槻市駅近くのビジネスホテルに宿泊し、夕方から駅近くの繁華街を居酒屋を探して歩いたが結局宿泊したホテル1階に入っている不思議な居酒屋に入ってしまった。常連ばかりの固定客らしく席を譲り合ってカウンターで飲んだがつまみが全く出ないので参ったというのは脱線話。
更に北に行くと「ぽんぽん山」があり、この付近も付加体。午後は奈良の「どんずる峰」に回る予定でゆっくりは回れなかったがもう少し時間が欲しかった。
参考資料に「露頭紹介 西山,川久保渓谷中流に見られる緑色岩周辺」がネットで入手可能。ルートマップが在る。
また、地質学雑誌第112号第6号390-406頁(2006)に「京都西山地域の上部ペルム系高槻層,中部三畳系島本層及び三畳紀堆積複合岩体」が掲載されている。時代背景を見るには参考となると思う。この地域については論文も多数発表されているが、ネットで無償公開されているものはこの程度でしょう。露頭は分散しているので、前述の露頭紹介を参照して下さい。
大体この付近。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=345444&l=1353706
10月7日にこの地域の画像を2枚UPしました。引き続き後2-3枚をUPします。

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