何度か通って探しあぐねて居たが、前項のうぐいす谷温泉の枕状溶岩を「砂岩のタマネギ状風化」と指摘した専門家が、この露頭をあっさり探し出して下さった。官沢バス停付近を歩き回っていたが、ほんの少しだけ南に下った場所から東側を見るとその露頭が在るらしい。
上記の場所から一つ小さな谷筋を気持ち入るか?「越台」と書かれた辺りらしい。何れ写真を撮りに行くぞ! 関連資料は結構沢山ある。
地質学雑誌第80巻第7号(1974)に掲載された「阿武隈山地太平洋側の中新世枕状溶岩」
地質ニュース第194号(1970)の所内第16回写真コンクール入選作
下記資料には直接的記述は無いけれど参考用。
地質ニュース464号(1993)「陸弧火山活動から島弧火山活動へ 東日本弧第三紀火山活動の時間変遷」
地質調査研究報告第56巻(2005)「常磐地域及びその周辺の第三系の地質と年代層序」 等がネットで入手出来る。
このブログでは、いわきの博物館の画像や、探しあぐねた時の記録を下記に置いています。
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