原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2012年3月11日日曜日
露頭情報:No.491;津軽半島尾別川水系馬坂沢
出典は地調月報 第46巻 第7号に掲載された「青森県津軽半島中西部の新第三系の層序と放散虫・珪藻化石」
論文の長根層南部の記述(345頁右半)に「(2)南部:大部分が黒色の塊状堅硬緻密な玄武岩であり,しばしば柱状節理が発達する.一枚の溶岩の周縁部ではしばしば自破砕状であったり,発泡していることもある.岩石中の気泡には白色の二次鉱物が充填していることがある.尾別川上流の馬坂沢では枕状溶岩が認められた.そこでは断面の長径が約1mの枕状溶岩が積み重なってできた厚さ約2mの層と,厚さ約2mのスコリア層が交互に累重している。」
と記載されている。長いこの沢のどの付近に在るかは不明なので、沢の位置を示す。但し、342頁に示された「25」ルートマップと次頁の柱状図から判断して、この付近の可能性は高そう。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=405907&l=1402834
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