原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2012年3月11日日曜日
露頭情報:No.494;市川三郷町 四尾連湖
出典は千葉大学教育学部研究紀要に掲載された論文「閉塞湖の存在条件に関する研究」この論文中に、「確定した訳では無いが近くには枕状溶岩の分布が有る」との記載有
甲府地域の地質13頁に「四尾連凝灰角礫岩層:四尾連湖周辺に発達し、両輝石玄武岩・・稀に枕状溶岩を形成」とあるので、間違いないらしいが少なくとも湖の周囲にはそれらしい露頭は見られない。少々甘く見てこの湖の観察時間に余裕を持たなかったので湖の周囲をさっと回っただけなのだが、見付けられなかったので、再訪するしか無さそう。「峠に岩壁が在った様な気がする」とは、出会った人に聞いた情報。崩壊地形に形成された湖だと考えれば、湖の周囲と南側尾根を歩いたのは失敗で、四尾連峠から大畠山方面を歩くべきだったかもしれない。
湖の直ぐ傍までは車で行けるが駐車場は有料。市川三郷には枕状溶岩が広く分布している。崖を見たら要観察である。http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353147&l=1383102
下の図は、南側尾根に在る崩壊寸前の神社付近に在った凝灰角礫岩。他にも斜長石の斑晶が目立つ岩石露頭が在ったが、形状は枕状を示していない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿