産総研の地質ニュース第456号「私の推薦する天然記念物-中部地方の枕状溶岩」が出典だが、場所は下記付近らしい。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=345558&l=1381539
現在は藤枝市岡部町桂島であろう。ここに寛政年間に建立されたと伝えられる「子安観音」があるらしい、運行頻度は判らないが付近は岡部町営バスがあるらしい。
この付近の露頭に関する文献はないが静岡大学地学研究報告(1972)に「大崩海岸地域の地質:山崩れ災害の地質学的背景」がある。
この中の「三輪砂岩頁岩層」に関する記述の中に「本層の下半部の凝灰質部分は東方へ行くと平玄武岩層に移化すること、また平玄武岩そうの上部の部分に本層の頁岩と同質のやや厚い頁岩層が出現することなどから、本層下半部と平玄武岩は指交関係にあると考えられる」
とあるので、焼津の海岸と同じ玄武岩層の存在が考えられる。岡部町は宇津の谷峠・廻り沢などにも露頭があるようだ。
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