2011年8月27日土曜日

焼津市虚空蔵:No.037-18

海岸の礫浜で近付き易い場所にもこのような貫入岩がある。よく見ると二層になっているようだ。貫入も複雑な形成過程を踏んだのだろうか?
貫入岩を詳しく見る理由は、この露頭を観察した時期だったと思うが、東北の黒石等では貫入岩の先端部が枕状溶岩になっている例が報告されているので、その様な例がないか?探そうという気持ちが強かったかだなのだが、この貫入部分にも周囲の枕状溶岩とは岩質が異なる枕状溶岩が見られる。なるほど、考えてみると、噴出経路を形作るフィーダーダイクと言われるものも、ダイクも要するに噴出することが出来たか、地中に留まったか?の違いでしか無いのだから・・・

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