原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2011年12月25日日曜日
露頭情報:No.392;日向市耳川水系笹影ダム下流
出典は「九州耳川中流域における四万十帯緑色岩類の産状と岩石学的特徴」
地質学雑誌第85巻に掲載されているのでネットで閲覧可能。この447頁からに下記の記載が有ります。「1)笹陰岩体 ダム直下の耳川河床に良好な露出 448頁 第3図:笹陰岩体の地質図・断面図・柱状図」等。
四万十帯・笹陰岩体:耳川沿いの笹陰ダムサイトにはこの岩体(日陰山を構成する塩基性岩体)の北東端部が露出している。神門地域の地質調査報告書には「そこでは枕の大きさ短径20~30cm,長径100cmくらいのものが多く・・(16-17頁)」と記載されています。
尚、「写真で見る宮崎県の地学ガイド」第54(104頁)には露頭画像が4枚あります。
この書籍は素晴らしいですね。宮崎を歩く際には持参したいですね。著者は私より22歳年上の足立さん。宮崎の地質・地学系では現役の有名な人物の様です。
ISBN978-4-904186-15-2 宮日文化情報センターから出ているが、自費出版なのでしょう。足で稼ぐ地質学の達人ならではの豊富な画像が嬉しいお勧めの書籍です。
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