2012年1月2日月曜日

露頭情報:No.403;大野市柿ヶ崎


露頭場所は九頭竜川と旅塚川合流点に近い竜仙橋付近河床。玄武岩・安山岩溶岩と同質火砕岩からなる荒島岳コールドロン内の噴出か?
出典は地質学雑誌第106巻第5号に掲載された「福井県大野市,前期中新世荒島岳コールドロンの地質と岩石」。この315頁に「荒島岳火山岩類;コールドロン北西部の勝原西方柿ヶ島附近の九頭竜川河床(第2図B地点)では,水域への流出を示す枕状溶岩およびハイアロクラスタイトが認められる」と記載されている。また、317頁:第17表:K-Ar年代 318頁:第2表:全岩化学組成 等の記載も有る。露頭はこの付近と想定
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=355832&l=1363354
荒島岳コールドロンについては石渡明氏が金沢大学教授時代(現在は東北大学)のHPにこの様な記載も有り、枕状溶岩の画像も含まれて居る。
http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/ishiwata/arashima/arashima.htm

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