2012年1月6日金曜日

露頭情報:No.415;丹沢山塊中津川水系塩水川上流


出典は静岡大学地球科学研究報告 12に掲載された「丹沢山地東部の地質」(1986)。B-2項「大滝火山礫凝灰岩」165頁の記載を参照の事。
本文献にはこの露頭以外に大滝火山礫凝灰岩系の露頭が5か所と、布川火山角礫岩系統の露頭が3か所含まれて居る。
但し、この中の大滝火山礫凝灰岩系の2か所と布川角礫凝灰岩系の2か所については沢或いは出合名称が特定出来ないので露頭位置を示す事が出来ない。
尚、参考文献として山梨県環境科学研究所から公表された「富士山の基盤:丹沢山地の地質 衝突付加した古海洋性島弧」(2007)が挙げられる。
両文献共にpdfファイルで公表されておりネットで閲覧可能。
前者に於いては、155-156頁の表1「研究地域における研究史比較表Ⅰ,Ⅱ」および159頁の図3「各地域の対比と模式柱状図」が地域の総括的な地史を。
後者に於いては、62頁の図4「丹沢の地質図」或いは63頁の図5「地域区分図」と64頁の図6「層序対比表」が総括的資料として参照される。
また、後者の66頁には図8「堆積相解析に基づいた水中火山の復元図」が掲載されており興味深い。
詳細露頭位置が不明の為、塩水川最上流部に至る林道の河川記号の上流部を参考に示している。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=352853&l=1391057

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