原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2012年1月5日木曜日
露頭情報:No.411;丹沢山塊早戸川上流カヤノ沢上流
出典は静岡大学地球科学研究報告 12に掲載された「丹沢山地東部の地質」(1986)。B-2項「大滝火山礫凝灰岩」165頁の記載を参照の事。
本文献にはこの露頭以外に大滝火山礫凝灰岩系の露頭が5か所と、布川火山角礫岩系統の露頭が3か所含まれて居る。
但し、この中の夫々2か所については沢或いは出合名称が特定出来ないので露頭位置を示す事が出来ない。整理番号No.410 と本項及びNo.412は近接しており同一岩体の可能性が高い。
尚、参考文献として山梨県環境科学研究所から公表された「富士山の基盤:丹沢山地の地質 衝突付加した古海洋性島弧」(2007)が挙げられる。
両文献共にpdfファイルで公表されておりネットで閲覧可能。
前者に於いては、155-156頁の表1「研究地域における研究史比較表Ⅰ,Ⅱ」および159頁の図3「各地域の対比と模式柱状図」が地域の総括的な地史を。
後者に於いては、62頁の図4「丹沢の地質図」或いは63頁の図5「地域区分図」と64頁の図6「層序対比表」が総括的資料として参照される。
また、後者の66頁には図8「堆積相解析に基づいた水中火山の復元図」が掲載されており興味深い。
想定露頭位置は、1/25,000地形図のカヤノ沢の河川記号最上流部とした。また、沢の位置は「山と高原地図28丹沢:(昭文社)」に依拠した。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=353005&l=1390842
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