原則更新を停止します。 このブログは地質の素人の現70歳の素浪人が、地質図・論文・websiteを閲覧して露頭情報を収集し、その情報と主に足で稼いだ露頭画像を御紹介してきたブログです。素人故の恐れ知らずで取り組んでしまいましたが、残る人生の短さと現在の体力を歩き残した露頭の余りの多さとを天秤に掛けるとそろそろ「撤収」を考える時期だと思い至りました。 火山カメラの映像をUPしてまでこのブログを維持するのも如何かと思い至りましたので、このブログの更新を停止する事と致しました。 枕状溶岩関連記事についてはそのまま残そうと考えています。2年程度の心算で、2009年9月8日に始めたこのブログがここまで続けられるとは思って居ませんでした。 長い間お付き合い頂き有難う御座いました!
2012年1月21日土曜日
露頭情報:No.445;日高川町三十井川地区(みそいがわ)
出典は産総研の地質調査研究報告,第58巻,第11/12号,389-410頁に掲載された「紀伊半島西部、四万十帯北帯におけるアンバーとマンガン鉱床の堆積環境と希土類資源」
他に、岩石鉱物科学,第29巻,175-190頁に掲載の「「四万十帯北帯に分布する現地性玄武岩の希土類元素組成とその起源に関する示唆(2000)」や産総研の「竜神地域の地質」も同時に参照されるよう推奨する。
この露頭については、最初に挙げた地質調査研究報告掲載の論文では、本露頭に関しては392-394頁を参照の事。393頁にルートマップが掲載されています。
「三十井川の左岸に沿って約2.5km北上した道路の切割に露出している。その切割では約40mにわたって玄武岩,赤色チャート(アンバー様堆積物),赤色頁岩,及び黒色頁岩が観察され・・・・下部赤色頁岩層の下磐側には枕状構造を持つ厚い玄武岩が現れる。」とある。
露頭位置は393頁の第4図に示されたルートマップから下記と思われる。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=335935&l=1351934
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