2012年5月20日追記
最近入手した「下仁田自然学校文庫⑤下仁田町と周辺の地質」第31 稲含山の項には、
1.茂垣峠~大鳥居:稲含山の登山口になる茂垣峠や、峠から大鳥居までの林道・登山道には緑色の御荷鉾緑色岩類が顔を出しています。・・・峠の北西、茂垣の沢には緑色岩の中に枕状溶岩の露頭が見られます。と記載され画像もあります。この書籍は旧青倉小学校跡に解説された資料館で購入が可能です。(確か1200円だったと思います)
ここは興味深い岩石が分布していて、なんとか行ってみたいと考えて居るが実現しないまま月日が過ぎている。数年前は火山の友人たちとoff会を企画したが直前に腰痛の再発で中止してしまった。
最初に出会った文献は、日本地質学会第111学術大会講演 論旨:「関東山地下仁田地域ヒスイ輝石岩体の地質構造と岩石学」。此処に「蛇紋岩を伴わない。上下判定が可能な部分がある。」と書かれている。他にも興味深い文献が存在して関係文献を参加予定人員分用意までしていたんだが残念。当時調べた文献は下記 いずれも記述は簡略過ぎて露頭の正確な位置を示すものは無い。
関東山地跡倉ナップ,緑色岩メランジュ中の角閃岩塊のK-Ar年代
関東山地北縁部小川町~神泉村地域の緑色岩メランジェ
関東山地黒内山超塩基性岩体の自然鉄 論旨
関東山地三波川帯黒内山超苦鉄質岩体の跡倉ナップへの帰属 論旨
関東山地三波川帯西縁部より発見されたヒスイ輝石を含む岩石について 論旨
露頭はハッキリしないがこの付近を探すつもりだった。一人では無く5-6人もいれば結構面白いものが見られたのではないかと思って居る。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=361042&l=1384951
稲含山はこのやや南。名無しの1112mが黒内山。鞍部に在るらしい・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿